☆心配するだけ無駄 心配するデメリットと不安解消法
こんにちは!心理カウンセラーで気功療術師でタロット占い師
「一番楽に生きられるようになる『NLAメソッド』」考案者のトモヒトです!
さて、私たちは「心配する生き物」と言ってもいいくらい普段から何かと未来の心配をするものです。
しかし、そうやって「心配する」ことはほとんど意味が無いし、デメリットも伴います。
今回は、「心配」がいかに無駄なことであるか、そしてそれを手放す方法を解説します。
◎「心配」のほとんどは「ハズレ」ている
これは有名な話なので、どこかで読んだり聞いた方も居ると思いますが、
アメリカの大規模な調査で、
「あなたが心配したことは起こりましたか?」という質問をしました。
すると、80%の人が「実際には起こらなかった」
残りの20%のうち、16%が「準備して避けられた」
そして、残りの4%は突然の天災など「どうしようもなく避けられなかった」ということなんです。
つまり、事前に心配した96%のことは「避けられて」
残りの4%は「どうしようもない」ということなんです。
これを見ただけでも、「心配」がいかに無駄なことかということが分かりますよね?
この時点で、「何か心配なことがあったら、一応準備しておけば、96%は大丈夫」ということです。
後4%を恐れるのが人間というものですが、そんな滅多に起こらない「どうしようもなく避けられない」ようなことの為に
毎日ヘルメットと防具を着て出掛けますか?(笑)
次は、「心配することのデメリット」について。
☆「心配」することの3つデメリットとは?
次に「心配」することによるデメリットを解説します。
1、エネルギーが漏れる
これは、パソコンに例えると分かりやすいですが、何かについて心配していると、
ずっと、(セキュリティ)ソフトをいくつも作動させているようなもので、
「CPU」「メモリ」などを喰うので他のことに向けられるエネルギーが減ります。
そのために、クリエイティブな作業やひらめきに対して、力を注げないので、「実現力」が弱まります。
2、「心配」な情報ばかり見るようになる
そして、私たちの意識の構造上、何かについて心配し続けていると、
そのことが「信念」になり、「そういう情報」ばかりを無意識のうちに集めるようになってしまい、
「そういう世界」にしか見えなくなっていきます。
これは「洗脳」された人を見ても分かるように、繰り返し自分の中で繰り返していることがフィルターの様になって、
「それ以外の可能性(情報)」に気づきにくくなってしまうのです。
見るものすべてが「心配」になるメガネをかけるようなものです。
3、「心配」を基準に行動を考える
さらに何かを心配し続けていると、どうしてもその「心配」していることにならないでおこう、
そのようになることを避けようとする心理が働くので、無意識のうちに、
その心配事の周辺には近寄らないような「行動規範」になってしまいます。
例えば、「お金」のことを心配し続けていると、「お金の支払い」関係のことを見たくなくなっていき、段々と、「お金に関する情報」「稼ぐ方法」・・・と
「お金」全般に関して、「情報を避ける」ようになっていき、
お金に対して「心配」しているのに、「お金の手に入れる」ということまで情報を「見たくない」という風になってしまうのです。
これは、「算数」が苦手なだけなのに、「数字関係は苦手」、「理数系は苦手」・・・と勝手に範囲を広げて解釈して、
「数字に弱い私なんかに株式投資は無理」と関係ないのに、「無理」と思ってしまったりするのです。
勝手な思い込みで自分の人生の中で「自分に可能なこと」の範囲を狭くしていってしまうのです。
このように、「心配」をし続けていると、いつの間にか自分の可能性さえも思いこみで制限してしまうのです。
次は、「不安解消法」を解説します。
☆「心配」「不安」解消法
ここからは「NLAメソッド流」の「心配・不安解消法」を解説していきます。
1、「心配」の元を突き止める
まずは、あなたが「心配」「不安」を感じた時に、その感情を良く感じて、
「なぜ私は、この心配をするんだろう?」ということを突き止めてください。
例えば、先ほど出た「お金の心配」だとしたら、
「収入が少ない」ことなのか、「支出が多い」ことなのか、他の理由があるのか?
それに対してあなたがどんな信念を持っているのか?
「私にはこれ以上稼げない」と思いこんでいるのか?
「これ以上支出を減らせない」と思いこんでいるのか?
これを突き止めてみると、意外と「なんだそんなことか」と思える場合もあるし、
これからの対策が立てやすくなります。
2、過去に、心配が現実になったことがあったか?
あなたは、今までに心配して、それが心配したとおりに起こったか?
ということを思い返してみてください。
おそらく、この記事を読めているということは、あなたが過去に心配した「命の危機」は回避してこれましたよね?
それに、最低限ネットを見れるだけの経済状態は保てている。
もしかしたら、「家の心配」も何度もしたかもしれませんが、いまも住めていて、災害などで壊れていない。
もしくは、壊れたりしたけど、今は別の場所に住めている・・・
そうやって考えていくと、少なくとも今まで「何とかなって」来てませんか?
そう思うと、これから先も「なんとかなる」と思えてきませんか?
そして、その「まあ最低限何とかなる」という気持ちが大切です。その気持ちを持てると、それが「信念」になっていき、徐々に上がっていけます。
3、いま実際にそれが影響して(起こって)いるか?
単純な話、その「心配」は実際にあなたの身に起こっていて、何らかの影響やせ制限を与えているでしょうか?
ほとんどの場合、あなたの中で考えて「わあ、こうなったらどうしよう!」「このままじゃやばい!」とまだ実際に起こっていないこと、影響が出ていないことについて
心配して、パニックになっていることが多いのです。
極端な話、明日急に宝くじをもらって、億万長者になるかもしれない。
それなのに、勝手に先回りして色々心配について考えても意味が無いのです。
4、その心配に対して、いま何ができる?
ここまで、あなたが心配を感じることについて、原因(信念)を突き止めましたが、
次に、「じゃあ、それについて今自分が出来ることは?」と考えてみてください。
「お金」の例で言うと、「副収入を得る方法はないか?」「自分の能力でもっと稼げることは無いか?」「何か援助、助成はないか?」「もっとお金を節約できる方法は?」・・・
と一つ一つ見ていくと、意外とできることがたくさんあることに気づくと思います。
生活が苦しいなら、区役所の「生活支援課」のようなところに行って、相談したら、親身に答えてくれる担当の方も居たりしますし。
「じゃあ、最悪、そうすれば、援助してもらえるのか!」ということが分かって、何とか生きられるなら、
それまでできるだけ自分のできることをやって(挑戦して)みようという気持ちも湧いたりします。
5、あとは、思いつくことを行動に移すだけ!
そうやって、「最低限生きられる」ということを知っていけば、後は「これをやってみようかな?」ということを次々に行動に移していくということです。
だって、いくら「安定した仕事」についていたとしても、明日どうなるかは分からない。
それならば、「現状を維持しよう」と心配し続けるよりも、思いつくことはどんどんやってみて、挑戦したほうが気楽な気がしませんか?
その中で、意外と「これの方が自分に合ってるかも!?」という「天職」が見つける時もあるのです。
あなたができる範囲で「やれることをやってみる」。これを繰り返していくと、今までとは違った世界が見え始めます。
また、「信念」が変わっていくので、今まで見えていた「情報」の範囲外の情報も見えるようになり、「現実」も自動的に変わっていきます。
☆心配する3つデメリットと不安解消法 まとめ
「心配」することは、96%「避けられる」上に、
「エネルギーの無駄」「心配な情報ばかり見る」「行動も制限される」というデメリットばかりです。
だから、もし「心配・不安」を感じたら、そのことについて「今自分ができること」を考え、
それをできる範囲で、どんどん行動に移していく。
そのことによって、今までと違う行動範囲で生きることができ始め、「信念」も変わり、
「見える情報」が変化していくので、自動的に「あなたの現実」も変わっていく。
「心配・不安」を自分の人生を切り開いていく「キッカケ」にして行きましょう!