脱「引き寄せの法則」のススメ　「４つの落とし穴」と「最大限活用法」

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☆脱「引き寄せの放送」のススメ

こんにちは！心理カウンセラーで気功療術師で

「NLAメソッド」のトモヒトです！

「引き寄せの法則」より引き寄せる『NLAメソッド』入門: 引き寄せずに現実を変える

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さて今回は、「スピリチュアル」や「自己啓発」が好きな方であれば、

必ず一度は通るであろう「ポジティブシンキング」や「引き寄せの法則」。

もちろんこれらの「手法」は使い方によっては、有効な手法なんですが、

僕が自分で実践していて大失敗したことや、色々な人のお話や相談を聞いていて

それらの本当の意味や、使い方を理解しないまま、実践していて

逆に「悪いループ」に入ってしまっている方がほとんどだということに気づきました。

もしあなたが、「引き寄せ」や「ポジティブシンキング」で完璧にうまくいっている！

と感じているならば、この書籍を読む必要はありません。

しかし、もしあなたが「引き寄せを実践したけど、全然良くならない」とか

「最初はうまくいったのに、段々うまくいかないようになってきた」という風に感じているなら、

この書籍が役に立つと思います。

この書籍では、「引き寄せ」や「ポジティブシンキング」の仕組みから、

多くの人が陥りがちな「勘違い」、そして、

それらの「手法」を最大限に活用するための「前提」「利用法」などまで解説したいと思います。

◎「ポジティブシンキング」「引き寄せの法則」とは？

さて、この書籍を検索などで読み始めた方であれば、ほとんどの場合

「ポジティブシンキング」や「引き寄せの法則」について、読んだり、実践したことがある。

という方だと思うのですが、

一般的に「ポジティブ～」「引き寄せ～」と言われるのは、

「普段自分が考えていること、思い描いていること」が「現実」になるから、

「できるだけ普段からポジティブなことや、夢を思い描き続けて」、

「思い通りの現実を実現させていこう」ということだと思います。

もちろん僕もこの考え方には賛成ですし、

「ＮＬＡメソッド」的に言っても、「最終的にはこういう手法が役に立つ」と言えると思います。

この「最終的には」というところが重要で、おそらくほとんどの場合、

これから解説していくことを知らずに「ポジティブ～」を実践していくと、「落とし穴に落ちるだろう」ということです。

もちろん中には、最初から「ポジティブ～」「引き寄せ～」に取り組んでうなくいく人もいると思いますが、それはかなり「素直になんでも信じられる方」という感じで、

そういう方であれば、自然に「引き寄せ」がうまくいっているので、「なんでうまくいかないのか？」と悩むことも無いと思います。

◎「引き寄せの法則」は存在するのか？

さて、ここで気になる方もいらっしゃると思いますが、

そもそも「引き寄せの法則」というものが実在するのか？「ポジティブ」に考えることで、そのような「現実」が実現していくのか？

ということなんですが、これは僕も「心理学」「脳科学」「悟り」などなど色々と勉強してきて、

「人間の意識の構造上、こういう現象は起きる」というのが現時点での結論的なものですが、

かといって、その言葉通りに「引き寄せる」のかと言うと、そうではなくて、

僕の「ＮＬＡメソッド」の根幹部分でもありますが、

「実際は元々存在しているのに、『信念（思い込み）』の持ちようによって、見えなくなっているものが、『信念』を変えることによって、見えてくるようになるの法則」と言えると思います。

長いし、語呂が悪い！ｗ

私たちの「意識」は、この書籍では詳しい解説は省略しますが、単純に言うと、

「注目したものは、良く見えるようになるし、それについての情報がどんどん集まる」けど、

「注目していないこと、『これは無い・不可能』と信じていることは、どんどん見えなくなる、情報が入らなくなっていく」

という仕組みだと言えます。

これは僕が良く使うたとえですが、

部屋の中を、「帽子」を探して何度もウロウロしているのに、全然見つからなくて、

親や友人から、「何探しているの？」と聞かれ、「帽子」と言うと、

「机の上のそれじゃなくて？」と聞かれて、「ああ！何度も見たはずなのに、全然気づかなかった！」

という経験がありませんか？

これは「帽子を机の上に置いていないはず」という思い込みがあるために、何度その「帽子」が視界に入っていたとしても、「見えない」ということが起こります。目に入ってもその情報を「スルー」してしまいます。

また、違う方面から言うと、「机の上に帽子は無い」という「思い」によって、自分の内部にそういう「事象」が現れない。と言ってもいいかもしれません。

私たちの意識は、映画のスクリーンのようなもので、私たちの「思い（信念）」を映し出します。

私たちは、「自分の外側に世界が存在する」と思って生きてきましたが、実際にそれらの「外部の世界」を認識しているのは、五感を通した「情報」の集まりであり、

すべて、「自分の内側に現れている」と言えるのです。

言ってしまえば、人それぞれが、みんな「自分バージョンの現実」しか見れないということです。

だから、同じ時に同じ場所に何人かいても、「見たもの」「感じたもの」などが全然違ったりするのです。

この観点からすると、「引き寄せの法則」と言われる、「自分の『思い』が現実に反映される」というのは、特別なことではなく、

私たちの「意識」の上では、当たり前に行われている現象ともいえます。

でも、一般的に理解されているように、表面的な「思考」「願望」が実現するのではなく、

「自分が本当に信じられていることが、自分の現実に現れてくる」と言ってもいいと思います。

このことが第一の前提です。

☆「ポジティブシンキング」「引き寄せの法則」の4つの落とし穴とは？

そして、先ほどまでのことを前提に、多くの人が

「ポジティブシンキング」や「引き寄せの法則」を実践することで、陥りがちな

「４つの落とし穴」について解説したいと思います。

僕自身の経験や、

うまくいかない人、うまくいっていたのに急にダメになった人などを

そういう人を観察したり、話を聞いていて気付いた

陥りやすい落とし穴というのが、

「前提から大きな勘違いをしている」

「それらの手法に執着しすぎている」

「プログラミングがそのままである」

「向き合うチャンスを逃している」

という４つです。これを一つ一つ解説していきます。

1、前提から大きな勘違いをしている

さてまず一番大きな勘違いが、この「前提」です。

「ポジティブシンキング」とか「引き寄せの法則」を実践する人で多くの人が

「表面的な考え（思考）」を変えれば、現実が変わる。と思いこんでいます。

だから、「ありがとうと１万回言えば、願いが叶う」とか「リアルに思い描けば、実現する」

という風に言われて、やってみるけど、なかなか実現せずに断念するということになります。

しかし、全ての「手法」というものは、結局最終的には「どれだけ自分を信じられているか？」ということに関わってきます。

つまり、いくら１万回「ありがとう」と言っても、心の中では、「これでうまくいくの？」「何に感謝するの？」という感じで、心の中は全然感謝できてなくて、逆に現状を変えようと必死になっている。

「現状に『こんな現状は嫌なんです！』」と拒絶する気持ちで、「ポジティブシンキング」や「引き寄せの法則」を利用しようとするのです。

「私の人生は思い通りに、いい方向に進んでいない」ということを信じながら、何かの手法を使って、それを変えようとしているのです。

いくら表面的な「言葉」「思考」などを変えたところで、

心の奥では、「私の人生はうまくいっていない」と信じているんですから、実現するのは難しいでしょう。

つまり、第一に取り組むべきは、この「自分で自分の人生を信じられていない」ということなのです。

2、それらの手法に執着しすぎている

そして、先ほどの第１の勘違いにも関連することなんですが、

「ポジティブシンキング」や「引き寄せの法則」を使って、「自分の人生を変えよう」ということはどういうことでしょうか？

今回分かりやすく、「ポジティブシンキング」や「引き寄せの法則」を取り上げましたが、これは、すべての手法や行動に通じるものですが、

それらの「手法」に頼るということはどういうことでしょうか？

まず一つに、「私の人生は自分の思い通りにはいかない（いっていない）」と感じているということ。

そして、「こういう手法に頼らなければ、手法がうまくいかなければ、実現できない」ということを信じているということです。

つまり、「自分自身には何かを実現させるパワーが無い」と根本で信じているから、何かの「手法」を使わないといけないと感じているのです。

一応言っておきますが、僕自身も「気功」を実践したり、「ＮＬＡメソッド」を使ったり、「手法」を使いますが、それはあくまで、「自分の『信念』『気持ち』を変えるため」です。

それが、「神様にお祈り」でも、「神社に参拝」でも「ヨガ」でも何でもいいのですが、

その「手法」そのものにパワーがあって、それらが「願いをかなえてくれる」のではないということです。そう勘違いをしないでくださいということです。

あくまで、それらの「手法」を使って、自分に対する信頼の気持ちを上げて、あなたの中に備わっているパワーにスムーズに働いてもらう、ということです。

こういう書き方をすると、ちょっとスピリチュアル的に感じるかもしれませんが、

「ＮＬＡメソッド」的な書き方をすると、

何かの手法や、人や、外部の力（神・天使・守護霊・・・）なんでもいいですが、それらに頼る、お願いするということは、深層心理的には、

「私自身にはパワーが無くて、外部からパワーを借りないといけない」

と信じている状態であり、自分のパワーを外部に預けてしまうという状態です。

あなたの意識は、常に、「私自身にはパワーが無い」というフィルターを通して、「現実」を見るために、自分自身が持っているパワーを見失ってしまい、

「私にはパワーが無くて、外部に頼らなければいけない」現実を見続けることになります。

「意識」には、自分が信じたもの、許可したものだけを見る、情報を集めるという性質があるので、あなたは、自分のパワーを見逃し続けることになるのです。

先ほども書いたように、机の上に探し物があるのに、それを何度見ても見つけられないときがあるように。

3、プログラミングがそのままである

そして、私たちはその「信念」、つまり「私自身にはパワーが無い」という思い込みを持ったまま、

「ポジティブシンキング」や「引き寄せの法則」を利用しようと思いますが、

その「私自身にはパワーが無い」という「プログラミング」をしたまま、何の手法を使っていても、思うような結果は出ないのです。

例えるなら、パソコンのプログラムで

「Ａを入力したら、Ｂを出力する」というプログラミングをされていて、

（Ａが「行動」でＢが「現実」でプログラミングは「信念」です）

「Ａ」を出力したら、当然「Ｂ」が出力されます。

そこで、ある手法を取り入れて、行動を変えて、「Ｃ」を入力しますが、そんなプログラミングは無いので、何も出力されず、相変わらず、現実は「Ｂ」のままです。

まあ、これはあくまで「たとえ」ですが、

私たちの「意識」の中では、このようなことが行われているといってもいいでしょう。

何かの手法などに、必死で努力する時点で、「元々の私にはそんなパワーが無い」「この手法が成功しなければ、実現しないだろう」というプログラミングがされていて、

時には、それを努力しているうちに、信念が変わっていき、「私、もしかして結構いけるんじゃない？」「パワーを手繰り寄せたかも？」「これ、もしかしたら、実現できるかも」・・・と信じ始めれば、実現する場合もありますが、

多くの場合は、プログラミングが変わらないままで、いくら努力しても、思ったような結果が出せずに挫折していくことになります。

つまり、何かを実現したければ、手法、行動の方に必死になるんじゃなくて、

そのプログラミングを変える、「自分を信じる」という心を育てる方が重要なのです。

究極、何の手法も使わなくても、完全に自分を信じられていれば、どんな方法にせよ、現実は「最良の方向」へと動いていくのです。

4、向き合うチャンスを逃している

そして、多くの場合「ポジティブシンキング」や「引き寄せの法則」を実践し始めると、

「とにかく、ポジティブに考えなきゃダメだ！」

「いやいや、こんなネガティブな思いはダメだ！」

「はいはい、ネガティブは消して、ポジティブに意識を向けて！」・・・

と無理矢理ポジティブにさせようと頑張ってしまいがちです。

つまり、いつの間にか「ポジティブ」や「引き寄せ」が「『現実』から目をそらすための手段」になってしまっているのです。

「ネガティブなことを考えたり、感じていると、そういう現実が実現してしまう」と恐れてしまっている状態と言えます。

そうやって、「怖れ」を持った状態、「私の人生には、ネガティブに考えるとネガティブなことがやってくる」

という信念を持った状態なので、遅かれ早かれ、ネガティブなことが実現するでしょう。

しかし、そうやって「ネガティブ」と感じるようなことが起こる、目の前に現れるというのは、良いことでもあるのです。

つまり、「あなたの中に、その出来事をネガティブだと感じる信念がありますよ」ということを教えてくれるものなのです。

分かりやすい例なので、この「たとえ」を使いますが、

「菜食主義」という「信念」を持つから、「肉を食べるということは、良くない、罪深い」と思い始め、肉を食べる人に「嫌悪感」まで感じたりします。

しかし、本当に「肉を食べる」という行為自体が、「罪深い」ですか？

そのように、あなたがいま「ネガティブな出来事」「大変な問題」と思っているものも、実は「良い」も無く「悪い」も無く、フラットなことなんです。

それを「ネガティブ」ととらえるか、「ポジティブ」ととらえるかは、その人の「信念」次第なのです。

仕事で「失敗」した。これを、「ああ、もう俺は終わりだ」と考えるか、「この失敗のおかげで、次は間違えない」と考えるか、

もっと言えば、その失敗のせいで、会社をクビになった。

「もう人生終わった！」と思うか、「これは、自分のビジネスを始めるきっかけだ！」ととるか。

↑の様に書くと、「自分でビジネスを起こすなんて・・・」と重く感じるかもしれませんが、

人間は、自分の「信念（プログラミング）」を変えることで、自分でも信じられないパワーを発揮して、動けるものなんです。

もちろん、ビジネスを始めなくてもいいです。ただ単に、「本当に自分がしたいことをしてみよう」でもいいのです。

「ポジティブシンキング」などに執着しすぎて、それを逃げ道にして、あなたの人生に起こった「ネガティブ」なことを見ないことにしていると、

いつまでたっても、あなたの中の「ネガティブ」を生み出すプログラミングが変わらないままなのです。

すると、

「何だか知らないけど、いつも職場で同じ失敗をする」

「なんだか知らないけど、人間関係でいつも同じ立場になってしまう」

ということを人生の中で何度も繰り返すのです。

それがいい加減嫌なのであれば、何かの手法に頼ったり、見ないふりをするのではなくて、

「自分にどんな『信念（プログラミング）』があるから、いつもその出来事が起こるんだろう？」

ということを見つけていくのです。

◎パワーの差があるわけではない

先ほどからのように、本来すべての人が同じように、「パワー」を持っているのです。

この「パワー」と言うと、ちょっと胡散臭く感じる方も居るかもしれませんが、

私たちは、「生きて」います。このことは疑いようのない事実だと思うのですが、

この「生きている」エネルギー源は何でしょうか？よく「命」と言われますが、

実はこの「命」の存在を見たことのある人は居ませんし、科学的にも全く解明されていないことですが、

「命」の存在をみんな信じています。

明らかに、生きている人と、亡くなった人の肉体を見れば、明らかに「生気」が違います。

世の中には、「科学的医学的に証明されていないことは信じない」という方も居たりしますが、

この「命」については、何の解明もされていません。それなのにみんな信じているし、みんな感じていることなんです。

だからそもそもが、私たちは、この「命」という、不思議なもので生きられているのです。

この肉体は電子基板も、モニターも無く、電気を充電しても居ないのに、１００年前後動き続けて、意識の中で何かを思い描いて、それを実現させていくという「奇跡」が当たり前に起こる世界なのです。

その「奇跡のパワー」が当たり前に、元々存在しているのです。誰もが、それらを自由に使えるのです。

分かりやすい例でいうと、「ヤ◎ザ」や「大金持ち」の方と会うとどんな感じがしますか？

圧倒されるような「オーラ」「圧迫感」を感じませんか？

それは、「その人はヤ◎ザです」と言われなくても、街ですれ違う時に「なんかこの人オーラが違う」と感じるものです。

また、僕もここ何年か「気功」を続けたり、「ＮＬＡメソッド」を続けていて、何年かぶりに中国から帰ってきた友人と会ったのですが、

「なんか、すごく雰囲気が変わった、何か吹っ切れた？」とやたらと聞かれました。

気功の本や、「ＯＳＨＯ（バグワン）」の本でも、「自分が光になっているようにイメージし続けるだけで、人の見る目が変わる」とあります。

つまり、私たちは、人それぞれ「パワーがある」とか「パワーが無い」という性質があるのではなくて、

「どれだけ自分を信じているか」

「思い込みの制限無く、スムーズにエネルギーを流せているか」

という違いがあるだけなのです。

人というのは、自分をいかに信じられるかで、いくらでも「パワー」を発揮することが可能だということです。

だから、同じ人間なのに、「何千億」「何兆」というお金を動かせる人がいたり、「裏社会」で「殺し屋」なんて仕事をできる人もいるのです。

↑こんなこと、考えるだけでもプレッシャーでやられそうですよねｗｗ

つまり、単純に言うと自分をどれだけ信じるかで、「どんな人間にもなれる」ということです。

そのためには、先ほども書いたように、その「パワー」の流れを邪魔している「私はこんなものだ」という「私にはそんなパワーは無い」と思いこんでいる「信念（思い込み）」を見つけていくというのが重要です。

そのために、「ポジティブシンキング」や「引き寄せの法則」などを一度手放して、日々自分の「現実」「感情」などと向き合うということが重要です。

そして、それらの「信念（プログラミング）」を解除していくことで、自分への制限を広げていって、「気づけば、色々とできるようになっている」という「現実」を見るということです。

☆あらゆる「手法」を最大限に生かす方法

さてここまでで、この世界を効率的に生きるには、

「結局は自分をどれだけ信じられているか？」ということにかかっていると書いてきました。

また、「私たちは注目（フォーカス）していることを拡大させる」と言いました。

これは、筋トレなんかでも分かりやすいですが、良く筋トレの専門家などが

「ああ～今上腕二頭筋を使ってるぞ！すごく効いているぞ！」と鍛えたい筋肉を意識するとしないとでは全然効果が違う。ということを言っていたりしますよね？

これは、すべてにおいて言えることなんです。常に自分が拡大したいことにフォーカスする。それを信じるということです。

ここまで書いてきたことの「ポイント」をまとめる意味でも、順番に書いていきますが、

1、私たちは元々無限の「パワー」を持っている

私たちは、そもそも科学や医学なんかでは到底解明できないような、不思議な「宇宙」「命」などの「パワー」の中に生きています。

「頭の中に映像が浮かぶ」仕組みを解明できませんが、それを自由に使えているのです。

「手法」や「常識」などに執着して、それらの「パワー」が自分の中には無いと勘違いしないで、本来はそれらが自由に使えるということを思い出してください。

2、私たちの意識は「信じていること」を映し出す

私たちの「意識」の構造上、自分が見ている世界はすべて「自分の内部」で再生されているものであり、

すべてに「自分の信念」が投影されて、映し出されている「自分バージョンの現実」を見ているということ。

3、すべての出来事・感情は「信念」の反映である

そして、その「自分バージョンの現実」の中で起こることや、あなたが感じることというのは、

全てあなたが持っている「信念」が反映されたものであり、「感情」も出来事が自分の持っている「信念」通りであれば、「ポジティブ」な感情を感じ、「信念」と違っていれば、「ネガティブ」な感情を感じるのです。

だから、全ての出来事や、あなたが感じることというのは、ただ単にあなたの「『信念』がこうなってますよ」ということを見せてくれるものだということです。

何かの「手法」などに逃げたり、見ないふりをするのではなくて、

「すべてを受け入れる」ということはそういうことです。

「この現実が目の前に起こっているということは、私はこんなことを信じているんだ」と自分の中の「プログラミング」に気づいていくということです。

4、注目（フォーカス）したことは何でも「拡大」する

そして、その「自分バージョンの現実」の中では、あなたが注目したことは「良いこと」であれ「悪いこと」であれ、拡大していきます。

人と話していて、「そんなこと気にしたことも無い」というようなことについて、その人はすごく恐れていたり、

「自分の人生でそんなシュチュエーションになったことが無い」というようなことが、人にはしょっちゅう起こったりします。

つまり、「怖れ」や「不安」などに注目して、そのための「対策」を考えるのではなくて、

「自分がどうありたいか」「自分は何がしたいのか？」ということに注目して、生きることです。

◎シンプルな生き方

これだけ書いてしまうと、「色々と意識しないといけないこと」があるような気がするかもしれませんが、

一言でまとめると「いつも自分が気分が良いことを選ぶ」ということです。

「なんか過ごしにくい、気分が晴れない」⇒「部屋を片付けてみる」

「行動に移せない、気分が乗らない」⇒「ちょっと休憩したり散歩してみる」

「日々が辛い、しんどい」⇒「今やってることを止めてみる」

という風に、自分に良い気分で居させてあげる、ということを意識していくということです。

そして、僕もそうだったのですが、そうやって「自分の気分の良いことを・・・」と生活し始めると、

今までの「信念（思い込み）」が邪魔をするのです。

「いやいや、ここでゆっくりしたら仕事がヤバくなるんじゃ？」

「こんなことしてても、お金が稼げないし・・・」

という「不安」「心配」などが湧いてきます。

しかし、多くの場合そうやって「うまくいっていないもの」をグイグイと進めていっても、大した成果は出ないものです。

もちろん「大変なこと」でも、それに対して情熱を感じて、続けられるならそれが良いでしょう。

そうではなくて、今までの習慣みたいな感じで、「こうしなければ、こういう結果が出ないはず」という考えを疑ってください。

それらは、あなたが思いこんで、その思い込み通りに「現実」として現れているだけです。

できれば１か月、少なくとも１週間でも、「自分をいい気分にさせてあげる」ということを実践してみてください。

「将来の不安」からじゃなくて、「今本当にしたいこと、済ませておきたいこと」を行動に移してみてください。

「義務感」や「こうしなければいけない」じゃなくて、自分が「情熱」を感じることです。

その「情熱」を感じることの為に、時間を作ってください。毎日１０分でもいいです。

あなたの未来を変えたければ、「この努力を続けていれば、いつか変わるだろう」ではなくて、

今この瞬間に、気持ち、行動を変えることです。それが唯一の近道です。

究極的に言うと、「自分を信じ、自分の人生を信じる」ということだけです。

今まで、自分を、自分を信じられなかったから、やってこなかったことを一つずつ行動に移していくということです。

それがあなたの人生に、「新しい現実」を呼び込んできてくれるのです。

◎「ネガティブ」も思いっきり！

そして、最後に「補足」的な感じですが、

僕がある時に、ブログに書いたことを引用しておきます。

どんな手法でもそうですが、結局は自分が本当に信じていないのに、

「ポジティブシンキング」や「引き寄せの法則」などを

「ポジティブなこと考えなきゃ！ポジティブポジティブ！！」

とか頑張ってても、何の意味もありません。

またそういう時って、ネガティブなことを考えちゃうと、

「いやいや、ダメダメ！ネガティブなこと考えちゃ、それを実現ちゃうんじゃ？」

と「ネガティブ」を避けようと頑張っちゃったりします。

そもそも「ポジティブ＝良いこと」「ネガティブ＝悪いこと」というラベリングが間違ってます。

この世界は「二元性」の世界です。

「ポジティブ」も「ネガティブ」も同じだけ存在します。

「苦」「悲」「怒」などの逆が無ければ、「幸せ」も感じられないからです。

逆に言うと、何かを「良いこと」とラベリングした瞬間に、その逆が「悪い」になります。

しかし、その出来事自体に、「良い」も「悪い」も無いのです。

極端な例で言うと、

今の世の中、人を殺せば、ほとんどの場合「悪」になります。

しかし、戦争になると、多く殺すほど「英雄」になります。

また、あるたとえ話で、

ある家が火事になりました。その家のお父さんは、大変驚き、悲しみ、悔しがりました。

そこへ、息子がやってきて

『お父さん、２年前に火災保険に入っていたから、また新しい家を建てられるくらいのお金が入るんじゃないの？』と言いました。

すると、お父さんは、『そうだったそうだった！さて次はどんな家を建てようか？』と大変喜びました。

そこへお母さんがやって来ました。

『あなた！大変！今書類を調べたら、保険の契約を更新してなかったわ！』

お父さんはその場に崩れ落ちました・・・

このように、「火事で家が焼ける」という同じことでも、背景が変わるだけで、悲しみにも喜びにも変わるのです。

人生には、「ポジティブ」なことも「ネガティブ」なことも起こります。

しかし、その瞬間、一見「ポジティブ」なことでも、後々、そのことがきっかけで、

「油断してしまった」「調子に乗りすぎてしまった」「自分を過信しすぎた」・・・

というようなことにつながることもあります。

逆に、一見「ネガティブ」なことが起こっても、それをきっかけに、

「自分を見つめ直して、生まれ変わった」「新しいことにチャレンジするチャンスになった」

というようなことも起きます。

「ポジティブ」だけを選んで、「ネガティブ」を避けるようなことは自分の本当の人生の意味に気づくことを遅らせることになりかもしれません。

この世界の半分しか生きていないと言ってもいいかもしれません。

また、もともと「ネガティブな人間」なのに、「ポジティブシンキング」などで中途半端に、一時的に気持ちを上げても、逆に「病」を長引かせる場合もあります。

どうせなら、その「ネガティブ」を極めて、「陰極まって、陽に転ず」の方が、早く、「ポジティブ」になれるかもしれません。

僕なんかは、このタイプです。

学生時代は何故か、「自分が愛されるわけなんかない」と信じていたので、すべてにおいて、日陰を選んで生きていましたが、

「自己啓発」などに出会い、「ポジティブ」に考えようとしても、一時的に気持ちが上がっても、また落ちて、また上げて、また落ちて・・・を繰り返し、

ある時、「何もかもがにっちもさっちもいかない！」という状況に思えた時があり、もう「どうでもいいや」と人生を諦めたのです。

そして、「どうせなら、やってみたいことやっておこう」と動き出したら、

ネットで今の奥さんに出会ったり、ネットショップをやってみないかという話が来たり、急に人生が動き出したのです。

もちろん、あなたに「合っている」という方法があって、それが心底うまくいっているなら、それを続けてください。

でも、あまりしっくりこないなら、色々な「手法」などを手放して、「思うままに生きてみる」「ネガティブも極めてみる」、という気持ちで生きてみたら一気に動き出すかもしれませんよ。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

アマゾンの方にレビューを書いてくださった方に、

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トモヒト

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ちなみに僕は、毎月１万円以上の本を９８０円で読めています。