
☆「奇跡のコース」ワークブック レッスン130 解説 効果
「二つの世界を見ることは不可能です。」
※「ワークブック」の解説も必ず読んでください。
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このレッスン130は、当然のことを言っていながら、私たちはどうにか2つの世界を同時に見たいと思ってしまいがちです。
単純な話ですが、私たちは、前を見ながら後ろを同時に見ることはできません。
しかし「現実」という話になると、
「今の世界でうまくいきつつ、目覚めることができないだろうか?」と考えがちです。
つまり、今までの日常と何も変えることなく、それでいて、「もう一つの世界」を見られないだろうかと葛藤しています。
この「奇跡のコース ワークブック」や、この解説の中では何度も繰り返してきましたが、
あなたがもし、今の「現実」の中で、居心地が悪い、どうしようもない、にっちもさっちもいかない・・・というように感じているなら、
いまの「現実」の中で、抱いている目標を手放してください。望んでいることも手放してください。
それらはすべて、「分離」を信じた状態から、自分の保身や、本来は存在しない敵から身を守る、実在しない災難を避けるため・・・の「幻想」に対する対策でしかないのです。
言うなれば、「映画」を見ながら、映画の中で起こっている事件に対して、身を守るために準備をしてきたようなものなのです。
例えるなら、子供が「ゾンビの映画」を見た後に、「家にゾンビが来たら困るから、武器を用意しておかないと」と頑張っているようなものです。
いま現在あなたが抱いている夢や目標は、自分の「信念(思い込み)」が創り出して、編集した「幻想」を見ながら、それに対して備えるためにかなえようとする夢であり、目標なのです。
そうやって、「幻想」に対する対策(夢や目標)を手放せないということは、相変わらず「幻想は実在する」と信じているということに他なりません。
そのように「幻想の実在」を信じた状態で、もう一つの「実在の世界」を見ようと思っても、必ずそこに「幻想のヴェール」が重なって見え、「もや」がかかった状態にしか見えません。
同時に2つの世界を見ることはできないのです。
「エゴ」の観点からすると、今までの人生の中で、いろいろな体験をしてきたと感じていて、その経験から、ちゃんとそのための対策を持ち続けていないといけない、と考えるのは当然のことでしょう。
しかし、その対策を握りしめた状態で、その他の可能性を信じることはできないのです。
例えるなら、「水槽が水漏れするかもしれない」と心配して、水槽の周りに両手をあてた状態で、魚を獲ることができないようなもので、
「幻想に対する対策」を手放さないまま、「幻想の実在」を信じたままで、「ありのままの実在」を見ることはできないのです。
今日のレッスン130では、それらの「幻想の夢」を手放してください。
あなたが「神の子」であり、「絶対に大丈夫」であり、「何からも自由である」ということを受け入れ、その観点からどのような世界が見たいのか?
本当に望むものは何なのか?ということを感じてみてください。
目の前の「現実」はすべて、あなたの「思い」が反映されたものです。
それならば、「しなければならない」「こうであるべき」というような制限から解放されたあなたは、どんな生き方を見ていきたいと思いますか?
いまあなたが握りしめている夢をかなえることが本当に、必要ですか?
見栄でも、誰かから認められることでもなく、身を守るためでもなく、それが本当に望みですか?
今すぐにそれらのすべてから解放されることが可能なのです。
「二つの世界を見ることは不可能です。」
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