☆「奇跡のコース」ワークブック レッスン１８１ 解説 効果
「私は私と一つである兄妹を信頼しています。」
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このレッスン１８１は、自分も含めこの世界のすべての存在を信頼するということのレッスンです。
私たちは「エゴ」の働きによって、「私」「あなた」「あの人」・・・というように分離を信じてきました。
しかし、この世界に実在するのは唯一の「思い」「意識」のみです。
それは「神の子」であり、「神自身」でもあります。
私たちが生きる上で「兄弟」、つまり「自分以外」と見ている存在達に怒りや責任を問う時、
それは、この世界への信頼の欠如であり、世界へ信頼を置けないということは、
自分自身を信頼できていないということに他なりません。
私たちは必ず、自分を通してしか世界を見れないからです。
つまり兄弟たちの罪を問うのであれば、あなたは自分の有罪を宣告するのであり、
自分の運命を信じられていないから、誰かのせいにするのであり、誰かを責めるのです。
すべてを信頼している状態であれば、あなたの目の前で何が起ころうと、
それはただ起こっていることであり、その出来事の悪い面やあなたに対する影響
などに焦点を置かないために、あなたは常に自由で居られるのです。
そして、すべてを信頼しているということは、すべてが正しく、
すべてが存在するべく存在し、起こるべく起こるので何の問題も見出しません。
さらに、あなたの目の前で起こることのすべては、あなたが奥底でそれを
受け入れたから、起こるのです。
そこからあなたは常に何かを学ぶことができます。
あなたの本来の存在性をしることができます。
過去はもう過ぎ去って、存在しないことです。
当然ながらあなたがそれについて思い煩い、手放さない以外は、
過去があなたに実質的に影響することはなにもありません。
未来はただ想像、あなたの頭の中だけに存在します。
それはまだ起こっても居ないし、存在もしていないし、
これからもその通り起こることはないものです。
そのことの何について怖れることができるでしょうか？
私たちが見ることのできるのは「いま」だけです。
そして、この「いま」心安らかに居られれば、
それだけでこの世界の見え方は変わっていきます。
すべてのことの、良い面を見るのも悪い面をみるのも
すべてあなた次第です。
そして、すべてのことは無限の側面を持っています。
どの側面を選択して見るかはあなた次第です。
あなたがあなた自身を信頼出来ているかは、
あなたが世界に対する思いを見ていれば分かります。
あなたが世界を責めていれば、あなたはあなた自身を信頼できていません。
あなたが世界を受け入れるならば、あなたはあなたを受け入れます。
「私は私と一つである兄弟を信頼しています。」
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