
☆「奇跡のコース」ワークブック レッスン140 解説 効果
「救いだけが治すと言うことができます。」
※「ワークブック」の解説も必ず読んでください。
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このレッスン140は、シンプルで力強い教えです。
私たちは、いま見ている世界が「現実」であり、肉体が「私自身」であり、見えているものは実在すると思って生きてきました。
しかし、ここまで「奇跡のコース ワークブック」を実践してきた方なら、少なくとも、まだ実感はできなくとも、頭では、
「この世界は幻想かもしれない」「私は肉体ではなく、それを見ているものかもしれない」ということが理解できてきたかもしれません。
「この世界は幻想」ということは、いくらでもその証拠があるのですが、
それが「本当か?」「嘘か?」ということさえもどうでもいいことなのです。
それを信じようが信じまいが、真実は一つであり、
「この世界は幻想」と信じて、その通りに生きていけばいいのです。
その視点から、その立場からすべてを見ると、すべてのことが非常に理解しやすく、シンプルになるのです。
そして、このレッスン140では、
「私たちは肉体自体ではなく、肉体が実在するものでもないがゆえに、物理的なアプローチや、何らかの法則を使うことで、癒すことはできない」
「すべては、私たちの思いによって、形を変え、状況を変え、感じ方を変え、肉体自体を変える」ということを言っています。
だから、世界中に「健康法」や「治療法」などはあふれていますが、その方法によって同じ病気でも、治る人が居たり、治らない人が居るのです。
「病気」を作るのも、「病気」を癒すのも、自分の「思い」だけなのです。
「これが効くんだ」と信じることができれば、なんでも効くし、
「これはどうなんだろう?」と思えば、効かないでしょう。
常に取り組むべきは、「癒しの源」である、あなたの「思い」、「信念」の部分なのです。
レッスン140の解説の中でも、書かれていますが、この世界は「幻想」であり「夢」なのです。
あなたが普段眠った時に見る「夢」のように、この「現実」もあなたの「マインドの状態」によって見るものが変わってくるのです。
熱帯夜に、暑い中で寝ているとき、火に焼かれる夢を見たり、喉が渇いて水をがぶ飲みしている夢を見るように、
私たちの「現実」も、「私の人生」という「夢」を見ている「私」のマインドの状態に対応したものが見えているだけなのです。
「分離」を信じ、「無力である」ということを信じている状態なら、その通りの「世界から孤立」している「現実」を見ていることでしょう。
もしあなたが今「悪夢」を見ていると感じているなら、その源を変えるのです。
「悪夢」を改善しようといくら取り組んでも無駄なのです。
その「悪夢」を生み出す「信念」を変えるのです。あなたには「病気」は必要ないということを知るのです。
「病気」によって逃れるべきことも、目を向けないようにすることも、目覚めないでおこうとする必要性も存在しないのです。
それらが存在できるのは、あなたが「それにちゃんと取り組まなければいけない」と信じた時だけなのです。
あなたがこれから常に目を向けるべきは、「今この瞬間無事に生きている自分」であり、「常に神の愛に包まれているから、絶対大丈夫な自分」なのです。
あなたのマインドが救われていたら、肉体は健康でいられるのです。
そして、究極、「私は実在しない」ということを思い出すのです。
すべてが「私個人」という夢であり、幻想であり、病気になるような「私」も存在しなければ、罪を背負う「私」も存在しない。
すべてが、多様性を体験するための「夢」であり、実在しないということを思い出すことこそが「救い」なのです。
「救いだけが治すと言うことができます。」
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