☆あなたの興味が世界を変えるんです!
さて前回は、
☆潜在意識があなたを「コンフォートゾーン」
に縛り付けている
☆たとえそれが「成功」であっても、あなたの
今までの生活からかけ離れた世界にはなかなか行けない
☆「信念」のフィルターがコンフォートゾーンを
決めている
というような話をしました。
今回は、さらに「興味があなたの世界を変える」ということについて
書いてみたいと思います。
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☆「見て」も記憶できない秘密!?
人間は基本的に、言語が発達して、その対象物が
「認識できて、言語に翻訳できて」
初めて、記憶できるといわれています。
つまり、「あれは○○というものだ」ということを認識して初めて
記憶に残せるということです。
赤ちゃんの頃の記憶がないのは、この「言語化」ができないからと言われています。
というか、言語で記憶していないので、
成長して主に言語(思考)の中で生活している
私たちには「翻訳」できないという感じでしょうか。
ちょっと脱線しますが、言語脳は左脳、空間認識や視覚は右脳の役目
という感じですが、
もちろん、右脳は、その時見た風景や物を映像としては見ています。だから、
映像は脳(潜在意識)の中に、残っているのですが、そこで、
その見たものを知っていれば、左脳が「あ、あれは◎◎だ」
と言語化できて、記憶に残るのですが、
右脳が映像を認識しても、左脳が言語化できないものは、
そのまま「映像記憶」としてだけ残って、
僕たち(顕在意識)が認識できる「記憶」としては
残りません。なので、時々、
「あ、これ前にどこかで見たことある!」しかし、どこで見たのか思い出せない
というようなことが起こるのです。
そこで、どこかの風景を見たときに、すごく「懐かしい気がする」んだけど、
(前にいつ見たというような)記憶にはないということが起こったりします。
話を戻しますが、つまり、人間は自分が「興味」があって、
注目している、「焦点(フォーカス)」を合わせているものしか「認識」できません。
☆それを聞き分けるってすごくない!?
もう一つ、今度は「聴覚」についての話ですが、
「カクテルパーティー効果」という言葉はご存知でしょうか?
パーティーなどのたくさんの人が一斉に会話をしているような環境でも、
自分が話している相手の声だけを選択的に聞いたり、
ざわざわした中でも、自分の名前を呼ばれると気付く
というような現象というか、人間の能力のことを言います。
この時も、誰かと話していて、周りの声の音量も結構大きいはずなのに、
周りの人たちの話は「聞こえない(認識できない)」ということが起こります。
つまり、先ほども言ったように、人間は自分の興味のあるのもだけを「認識」して、
それ以外のことは「フィルター」にかけて、スルーしてしまうことができる、
それ以外のことを無意識的に「無視」してしまえるということです。
一度、友人などとにぎやかな場所で会話している
所を、スマホのアプリなどで録音してみれば
分かりますが、
実際に話しているときは、主に友人の声しか
耳に入ってきませんが、
録音した音を聞くと、すごく色々な音がしていて、
この中でよく友人の声だけ識別できてたなあ
ときっと思いますよw
☆興味によって見える世界が違うんです!
先ほどまで書いたように、
一般的には、人間は、外界からの刺激(情報)の何万分の1くらいしか、
情報処理、「認識」できないと言われています。
つまり、私たちは、日常生活で、すべてのことを「認識」していると
思いがちですが、この世界のほんの何万分の1のことしか知らずに生きているのです。
そして、人によって、「興味(フィルター)」が違うので、
その、「認識(記憶)」している
世界が違ってくる、
同じ家で、同じ時間を過ごしていても、2人の人間の間で
「記憶」が全然違うというようなことは、このような理由から起きていることなのです。
私たちは、自分の興味(フィルター)によって、
全然違う世界を見ているということになります。
そして、この「興味(信念・フィルター)」を変化させることで、
「見える世界が変わる」ということになります。
さらに、この興味や信念のフィルターをうまく変化させることができれば、
「自分が見たい世界」が見えてくるということになります。
絵で表すとこのようなイメージになります
さて、次回は「信念(興味・フィルター)」はどのように形成されるのか?」
について書きたいと思います。