
☆Qアノン「陰謀論?」とトランプ大統領とビルゲイツとその真実?
こんにちは!心理カウンセラーで気功療術師で、
「NLAメソッド」のトモヒトです!
さて今回は、ちょっと以前に記事やメルマガで触れた「Qアノン」とかトランプ大統領関連の
「陰謀説?」について、僕もそこまで詳しいわけではなかったのですが、
特にメルマガの読者さんで「なんか怖いです」と不安に感じている方もいるようなので、
一応自分で調べて、分かっている部分だけこの記事で触れたいと思います。
先に行っておきますが、僕は別に積極的に「Qアノン」関連に肯定もしないし、否定もしないという立場で、出来るだけ冷静に考察します。
別に「Qアノン」とか「トランプ大統領」の信奉者の方を説得したり、議論するつもりもありませんし、
「デマだ!」と断定するものでもありません。
単純に僕も個人的になにか詳しい情報を持っているわけではないので、この記事を読んでも、「Qアノン」関連や、「トランプ大統領が本当は何をしているか?」ということがもっと分かるわけでもありません。
ただ不安に感じている読者さん向けに、僕が調べて知り得た情報の中で、いくつか「こんな感じじゃないの?」
というものを書いておきたいと思います。
◎「Qアノン」と「トランプ大統領」
さて、そもそもこの「Qアノン」ですが、僕も起源とかは知りませんが、
信奉者の方の記事などを見ていくと、「Q」とは「個人」もしくは「集団」で、トランプ(元)大統領に近い人物であり、
トランプ大統領が「光の戦士」として、「ディープステート」をはじめとした、
世界を裏から支配している支配層を一掃して、「黄金時代」を築こうとしている・・・というような話で、
「Q」という人物(集団)から詩や暗号のような形で、メッセージが送られてきたり、
youtubeなどの動画でも、「もともと政治家を目指していたが、その腐敗ぶりに絶望して、今は陰謀を追っている」というような人も、かなり緻密な裏側の話を語っていたりして、
誰かが思い付きで言い出したという感じのスケールでないのは確かです。
しかし、その「Qアノン」の主流の話がどのようなものかは全容がしれませんが、
そこに、「スピリチュアル」「宇宙」などの話が合わさってきて、その上にフェイク画像などを本当の様に「報道」するブログなども増えて・・・と
混迷の一途をたどっているという感じですね。
しかし、僕が読んだ「ストーリー」は、先ほどのように
「ディープステートをトランプ大統領が一網打尽にして、光の時代を取り戻す」とか、
「ディープステートは、悪魔崇拝者たちで、子供たちを暴行して、アド◎ナクロムを抽出し、食べている」
「宇宙連合軍が協力して、これらを一掃し、宇宙の技術が開示され、地球に素晴らしい技術がもたらされる」
というような話もあったり・・・
なんですが、これって、20年くらい前に僕が初めて「自己啓発」「スピリチュアル」系の本を読み始めた時に、「宇宙系」の本で、
「2012年のアセンションに向けて、人類の波動が上昇していき、善と悪との最終戦争が起こり、善が勝利をおさめ、黄金時代がやってくる」とか、
「この地球には色々な宇宙人が入り込んでいて、とくに爬虫類系のレプリティアンが裏から地球を支配していて、彼らは人間の『不安・恐怖』を栄養源とするために、メディアに不安なニュースを流したり、事件を起こしている・・・」
「ピラミッドなどの遺跡には宇宙の英知が眠っていて、それらが近いうちに開示される」
というような話があり、どうもそのあたりと、トランプ大統領関連の話が混ざっている感じもします。
まあ、「その時に予言されていたことが、トランプ大統領の登場で実現された」と言われればそうなのかもしれませんが・・・。
これに関して、僕はこれらを完全に否定できるような情報を持っているわけではないのですが、
僕が20年前に読んだスピリチュアル系の話も、「いよいよ起こる」「もう起こる」と言いながら、今まで起こらずに、その後も時々目にしましたが、
「それは、人類がまだ葛藤を手放せていないから」「波動が上がりきっていないから」と
現在の「Qアノン」系の「世界緊急放送がいよいよ!」と言いながら、まだ起こっていないのと似ている感じもします。
また、トランプ大統領の信奉者の方のブログなんかで、
「トランプ大統領は光の戦士で」と言っている割には、「ディープステート関連の処刑者リスト」などを掲載して、「公開処刑もあるかな!?」と楽しそうに書いていたりして、
とても、「光側」の人間とは思えない発言も気になりました。
いくら相手が「極悪非道な輩」と言っても、公開処刑を楽しみにするのは、思想が悪寄りになってる気もします。
◎ビル・ゲイツの「人工削減計画」?コロナワクチンで?
さて、「トランプ大統領」と並行して囁かれているのが、
「ディープステートによる人工削減計画」ですね。
つまり、「新型コロナ騒動」から、「新型コロナワクチン」は一連の陰謀であり、
全人類にワクチンを接種させることによって、直接的に死亡、または不妊にさせて、人口の削減を狙っている・・・ということなんですが、
そして、その計画の一旦として、「ビル・ゲイツ」が主導しているという話になっているのですが、
その原因の一つとして、ビル・ゲイツさんが過去にプレゼン番組の「TED」で、
「ゼロのイノベーション」というタイトルで、
「地球温暖化、二酸化炭素削減」について語った時に、二酸化炭素の削減には、
「人口、サービス、効率、エネルギー」に取り組まないといけないと。
その中で、
「まずは人口です。現在世界の人口は68億人です。90億人程度まで増加します。しかし新ワクチンや保険医療、生殖関連で十分な成果を納めれば、おそらく10%から15%抑えることができるかもしれません」
(この翻訳は「TED」公式なので、内容的には間違いないと思います)
と語ったために、当時は「ビルゲイツが人口削減を企んでいる!」ということになり、
最近も、彼が新型コロナワクチン開発などに注力しているために、「人工を削減しようとしている」・・・
となっているのですが、僕もこの話を読んだ時は「ビルゲイツどうした?」と思いましたが、
色々と調べてみると、ビル・ゲイツさんは元々色々なところで、
「特に途上国は、子供の死亡率が高いので、労働力の確保の為に多くの子を作ったり、
避妊も習慣になっていないために、多産多死になりがちである。
逆に先進国は、経済的、就労形態などから、多くても2~3人に収まる。
そのために、人口の増加が自然と抑えされる。
だから、長い目で見ると、途上国にワクチンを行きわたらせることで、子供の死亡率が
下がり、多く産む必要が無くなり、先進国の様に2~3人までで収まれば、
CO2の削減になる・・・」
ということを主張されているようです。
ただ、「TED」などの番組だと、時間が決まっているし、彼の頭の中では
前提として、そういうことがあるから、省略されたために、多くの誤解を生んだという可能性はあると思います。
これは、実は「ネズミ」の実験でも結果が出ていて、
ネズミをある限定された場所で飼育していくと、ある程度以上「過密」になってくると、
ネズミの中でも「育児放棄、DV、同性愛」などが増えてくるというのです。
つまり、人間と言えども「動物」です。本能のプログラミングで、都市部のような過密な環境だと、自然と人口を抑制しようとしていくのです。
だから、ビル・ゲイツさんの主張も間違っては無いと思うんですが、まあちょっと前提なども言わずに、直接的に「人口増加を抑えられる」って言っちゃったものだから、誰だって誤解するでしょうw
もちろん僕はビル・ゲイツさんがどんな人で、本当はどんなことを考えているか知りませんが、
もし、本当に「陰謀」でそんなに悪いことを考えているなら、わざわざ「TED」で
「(悪い)ワクチンによって、人口を削減できるって考えてるんだよね」って発表しないでしょ、って思うんですがね。
◇ディープステート側が「人口削減」っておかしくない?
まあ、このあたりは「Qアノン」関連でどのように説明されているのか詳しく分かりませんが、
先ほどの様に「ディープステート」側は児童を誘拐して、暴行してアドレナクロムを採取しているのであれば、
「人口削減」しちゃったら、ダメなんじゃ?って思うんですが・・・。どうなんでしょう?そのあたりの理論は。
どんどん人口爆発してもらって、育児放棄される子供が増えたほうが彼らにとっては都合が良いようにも思うんですが。
◎全人類に6億円が配られる?
こちらもちょくちょく見かける話ですが、トランプ大統領がディープステートを次々に逮捕して、
彼らが隠していた財産、金を大量の没収したから、それらを全人類に分配する。
日本で言えば、1人当たり、6億~11億円・・・という話ですが、
まあもちろん分配の方法にもよるかもしれませんが、これはもしそんな財宝が実在したとしても難しいでしょうね。
まあまず、それだけの大量の金が相場に入れば、金が値崩れを起こすので、今ほどの価値はなくなる。
たとえば、そんなお金が入ってくるとなったら、本当にその仕事が好きな人以外、多くの人が仕事をやめるでしょう。
そうなると、色々な商品が流通しにくくなったり、建築なんかも人材がいなくなって、家を建てるのも
本当に建設が好きな職人だけになって、希少になって、予約殺到になって、高騰。
みんなが贅沢品を買えるようになるので、コロナ初期のマスクの様に品薄になって、プレミアがついて高騰。
例えば、ゴミ回収業者なんかも、お金を稼ぐ必要が無くなれば、成り手が居なくて、ゴミの回収に困って、人材確保の為に給料が高騰・・・
結局は、6億円持っていようが、お金の価値が下がって、元通り・・・。
あのビジネスマンのトランプさんが、そんなことをするとは思えない。
結局「人類の進歩」や「文化」って、貧困や病気との戦いの中で、生まれてくるもので、
「お金を稼ぎたい」「お金を稼げないと」という苦境の中から、素晴らしいアイデアも生まれてくるので、
「みんな豊かな世界」が一概に幸せ、素晴らしいとは言えない気がするんですよね。
まあ、現在新型コロナで困っている人も多いので、毎月一人当たり、10万円給付とかだったら実現してほしいですねw
◎これは「情報戦争」?
今回の「Qアノン」関連の情報は、結果的に色々なものが混ざってややこしくなっていますが、
僕が思うには、根本的には、アメリカ合衆国大統領選挙で行われた、「不正選挙」。
そして、それに対するトランプさんの動き(次期大統領を見据えた?)が元で、
もしかしたら、トランプさんの参謀みたいな人が、直接的に色々な情報を流したり、
「ネット民」たちを利用する形で、色々な情報を流して、トランプさんを「光の戦士」としてイメージづけるために、
今のバイデンさんのイメージを悪くするための「情報戦争」という気もします。
一説にはトランプさんの側近の「脚本」で進められているという説もありますし。
また、アメリカ、中国、ロシアというような大国がそれぞれ核兵器を保有していることから、
以前のように表立って戦争をすることは事実上不可能なことから、各国の「情報戦」があって、
そこに「ネット民」「スピリチュアリスト」などが合わさって、それらの情報がつなぎ合わされて、
まるで映画のような壮大なストーリーになっているという感じもします。
その流れを、トランプさんの参謀的な人たちが利用しているというのもあるかもしれません。
そして、それらをこのコロナ禍でうっぷんが溜まっている人が、自分の都合のいいように解釈して、
ネット上で拡散している。という部分もあります。
また、「ネット・SNS」先進国のアメリカの、IQの高いオタクなんかは、「Qアノン」に便乗してフェイクニュースを創り出して、
アクセス、広告収入を荒稼ぎしている人もいるので、かなりこじつけの情報をまるで「信頼できる筋から」という感じで、捏造しているのも事実です。
なので、この「Qアノン」関連の情報が「デマだ」とは言わないけど、本当の情報が含まれているにしても、
かなり大量の「尾ひれ」がついている感じがするので、
アメリカ大統領選、トランプさんの周りで、何かが起こっていることは確かだけど、
「Qアノン」関連の情報を鵜呑みにしたり、いたずらに不安に感じる必要もないと思っています。
あまり、「これから革命がおこる!」と期待しすぎても、肩透かしかもしれないし、
その間にも、自分の人生は続いていきます。
「起こることは、起こる時に起こる」し「起こらないものは起こらない」ので、
「どうなってるんだろ?」「どうなるんだろ」といくら情報を集めたところで、「確信(事実)」にはなりません。
結局、私たちにできることは、「自分にできることをできる範囲でやる」ということなので、
まずは、自分の人生をちゃんと生きたうえで、そういう情報も取り入れるくらいが良いんじゃないかと思います。