☆「奇跡のコース」ワークブック レッスン 解説
「私は過去だけを見ています。」
※「ワークブック」の解説も必ず読んでください。
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このレッスン7は、今までの6つにつながるレッスンです。
私たちは、普段「いま」を見ていると思い込んでいますが、実は「いま」を見ることができていません。
意識的にも無意識的にも、何かを見た瞬間に私たちは
「これは見たことがある」「これは好き」「これは嫌い」「これは綺麗」「これは良くない」・・・
というように、今まで生きてきた中で作り上げてきた「信念」や「価値観」によって、その物を「判断」して見ています。
今この瞬間の目の前のことを見ているのではなく、
「これは以前、こうだった」「これについてはこんな印象」というような過去の記憶と比べてどうであるか?というようなことを無意識に思い描いています。
家族や友人に対しても、「この人はこういう人」というイメージを作り上げていて、その自分が持っているイメージとその瞬間のその人が違う感じだと、
「今日のAさんはなんかおかしい」と判断してしまいます。
しかし、Aさんは瞬間瞬間、その人の欲求や湧いてきた感情、思考などに従っていきているだけで、「今日はおかしい」わけではありません。
Aさんの「いま」を見ているわけではなく、「過去のイメージと比べて今日はこんな感じ」という比較を見ています。
また、何かが起こった時に、「以前これが起こった後は嫌なことが起こった」というような、目の前で起こったことを純粋に感じるのではなくて、
やはり、過去の「同じようなシュチュエーション」を持ち出して、それと比べたり、「あの時と同じだ」と判断して、
「いま起こっている」こと自体ではなくて、過去の記憶を参照しています。
小さなころから知っている親戚の子供を、いつまでも子供の頃のイメージで見てしまっているので、その子が大人っぽいことを言うと、びっくりする・・・という感じです。
その子は、見ていない間にも成長して、年相応のことを言っていたとしても、そのまま受け取ることができずに、過去と比べて、驚いてしまいます。
このように、私たちは普段から「いま」を見ていると思い込んでいますが、
すべて、「過去」を基準にして見ています。
そして、「いま」目の前に見ていることは、過去の「それと似た物・人・出来事」とは全く違うかもしれないのに、同じような反応や、解決策を適用しようとしてしまいます。
だから、多くの場合「思い通り」にいかないのです。
自分が、「いま」を見れていないことを少し意識しながら、今日の考えをいろいろな場面で適用してみてください。
「私は過去だけを見ています。」
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