☆「奇跡のコース」ワークブック レッスン8 解説
「私のマインドは過去の思いにとらわれています」
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このレッスン8は、レッスン7をさらに進化させたものです。
レッスン7でも書きましたが、私たちは何かを見るときに、無意識のうちに必ず、「過去の記憶」や「過去の思い」などを持ち出して、それを投影したものを見ています。
分かりやすく言うと、「Aさん」という女性(男性)が目の前にいます。
「Aさん」を見るときに、無意識のうちに
「この女性は(過去の記憶の中でも)綺麗な女性だ」
「この女性は(過去の経験から)性格が悪そうだ」
というような、「比較・判断」をして見て、Aさん自体を見ていません。
また、そのAさんと交際しました。そして別れました。
そうなると、「Aさん」という存在自体が別人になったわけではないのに、自分の中では、「付き合ったけど分かれてしまって、もうしゃべることはできないAさん」というように、
自分が持っている「イメージ」「属性」などが付加されてしか見ることができません。
また、実際は私たちの目の前には、「いま」しかないのに、「思考」は常に過去や過去から推測する将来(の不安)の中にいます。
意識が「いま」にいることはありません。
例えば、もし意識が「いま」にいれば、「新型コロナウイルスが世界が流行している」ということが起こっていたら、
ただ、「いま、世界では新型コロナウイルスが流行しているんだ」で終わりです。
しかし、そこから「こういうウイルスが流行したらどうなるんだろう?」と過去の似たような経験を探したり、経験が無ければ、ネットで過去の事例を調べたりします。
そして、その過去の事例から、勝手に「もし自分が感染したらこうなるんじゃないか」「このまま世界的に流行が広がったら経済がこうなるんじゃないか・・・?」と、過去の「世界恐慌」のようなことも引っ張り出してきて、
いままだ目の前で起きていないことも、まるで起きているように見始めます。
そして、私たちはいくら「未来」のことを考えても、それは「過去の経験・情報」からの「予測」でしかなく、結局は「過去」の延長について考えています。
つまり、「いま」をそのままにとらえられていないのに、そのことについてあれこれ考えても、過去と比較して色々と考えても、何の意味もありません。
今までのレッスンで学んできたように、わたしたちは、実は目の前のことについて、「いま」について何も理解できていない、
「過去」や「過去の延長」のことについて考えているだけであり、自分の中に浮かんでくる「思考」について動揺したり、真剣に考える必要はない、
ということを徐々に理解していってください。
そのことについて真剣に考えるということは、あなたは「それが実在する」ということを信じているということです。
そして、あなたが見ている「現実(幻想)」はあなたが信じているように見えるものです。
「私のマインドは過去の思いにとらわれています」
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