
☆「奇跡のコース」ワークブック レッスン4 解説
「これらの思いには何の意味もありません。これらの思いは私がこの部屋で(この通りで、この窓から、この場所で)見ているものと同じようなものです」
※「ワークブック」の解説も必ず読んでください。
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このレッスン4は、今までの3レッスンが「自分の外側」に見えている物を対象に、「それらに意味がない」ということを意識してきましたが、
今回は、私たちの「内部」で湧いてくる「思い」にも何の意味もないという考えを取り上げていきます。
(本来は、私たちが見ているものに「内」も「外」もなく、すべて意識の中で起こっていることですが)
私たちは、「思い」「思考」「考え」というものは、「自分で起こしている」と思いがちですが、
自分の内面をじっくりと観察してみると、「思いが勝手に湧いてくる」ということを発見すると思います。
今はまだ初期の段階なので、このことについてあまり深く考えないでいいですが、
「思い」「思考」「考え」は自分で起こしているようでいて、目をつぶって、思考を止めようとしても、勝手に湧いてくることや、
何かを見た瞬間に、勝手に生み出されるものであることに気づいていきます。
あなたが今持っている「信念」や「価値観」に伴って、自動的に「思考」が出力されるプログラミングをされている・・・
と考えればいいかもしれません。
例えば、「バカ」という言葉のイメージをあなたが持っているので、
街で知らな人から、いきなり「バカ!」と言われたら、腹が立ったり、ショックだったりします。
この場面で、その瞬間に爆笑する人はいないでしょう。
つまり、「他人からバカと言われたら、怒る(ショックを受ける)」というプログラミング通りに「思い」が湧いてきています。
また、かなり仲のいい友人から会話の途中で「お前バカだなあ」と言われても、「うるさいよ」くらいは言うかもしれませんが、
「友人は、そんなにひどい意味で言わないだろう」という「信念」を持っているために、それほど腹が立たなかったり、「やっぱり?」と受け流せたりできます。
そのように、私たちの「思い」は今持っている「信念」の通りに勝手に出力されるものであり、
その「思い」に、大した意味はありません。
しかし、私たちはその「勝手に出力された思い」に対しても、反応して、その大した意味もないものを取り上げて、また違う「思い」を「連想」していきます。
「バカと言われた」⇒「私は軽視されているのか?」⇒「私にはあまり価値がないのか」・・・
という感じです。
しかし、それは、今自分が今まで育った狭い環境の中だけで形成された「信念」に反応して出てきた「思い」に過ぎず、
深刻に取り上げる必要のあるものはありません。
今あなたが「常識」と思い込んでいるものは、地球の裏側では「非常識」かもしれません。
本来のあなたにとって、身の回りのものが大した意味を持っていないように、あなたの中で湧いてくる、「思い」にも意味はありません。
しかし、ほとんどの人はその大した意味のないものに縛られて苦しんで生きてしまっています。
今持っている(間違った)「信念」から生まれた「思い」は本物ではありません。
今の私たちは、「もや」の中で見ているぼんやりしたものを、「怪物だ!」と恐れているようなものです。それが本当は小さな女の子かもしれないのに。
「これらの思いには何の意味もありません。これらの思いは私がこの部屋で(この通りで、この窓から、この場所で)見ているものと同じようなものです」
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