
☆あなたの「思い込み」が「現実」を創りだしている
こんにちは!心理カウンセラーで気功師で
「NLAメソッド」のトモヒトです!
さて、あなたが今目の前に見ている「現実」は
全てあなたの「思い込み」からできていると言われたら
信じられますか?
信じられない方も多いと思いますが、
これが、色々勉強していくと、そうとしか言いようがない
ということが分かってきました。
簡単に説明すると、私たちは、
「見る、聞く、触る、臭う、味わう」
という、視覚、聴覚、触覚、臭覚、味覚という五感で
この世界を感じています。
そして、それらの情報が脳に送られて、
情報処理されて、目の前の「現実」というものを
内部で再構築して、認識しています。
つまり、この世界を直接感じているのではなくて、
五感から送られる情報を手掛かりに、
「世界とはこういうものだな」と脳が作り上げた
「感覚付きの映像」を見ている状態です。
そしてそこには、「感情」というものもプラスされています。
例えば、落ち込んで非常に悲しい気分の時に、
真っ赤の夕日を見たら、「悲しい夕暮れだな」と感じたり、
逆に、気分が良いときに真っ赤な夕日を見たら、
「ああ、綺麗な夕日で明日を祝福してくれてるな」
と感じたりします。
つまり、同じ風景を見ても、その時の気分などによって、
「違う風景」に見えてくるということが起きます。
◎台風21号は災難?ラッキー?
2018年は、近畿地方に連続して「強い台風」「非常に強い台風」
などが上陸・通過しました。
こちら兵庫県でも、木が倒れる、高波で、沿岸部が
水浸しになるなどの被害がありましたが、
特に大阪は、多くの建物が倒れたり、屋根が飛んだり
スゴイ被害を出しました。
僕の知り合いが、大阪で工場を経営していて、
台風直後に話す機会があったのですが、
「もう、この世のモノとは思えないような風やったし、
工場の屋根は飛ぶ、雨が降り込む、2メートルくらいの鉄板が
飛んで、車の横の地面に突き刺さってたり…」
さらに、大阪中が被害を受けたために、修復工事を
する業者が手いっぱいで、なかなか直してもらえない
という状態になっていたそうです。
その時は、「もうこんなんどうするねん、仕事にならんわ」
と嘆いていたのですが、
それから半年くらい経過してから、また話した時には
すごく上機嫌で、
「あの後、予想外の額の保険金が下りて、
工場は直せたし、設備投資もできた」と嬉しそうに
話してくれました。
おなじ、「台風の被害を受けた」という「現実」が
変化したわけではないのに、その後の状況・気持ちが変化
したことで、
全く違う解釈ができるようになったということです。
もちろん、あの台風で亡くなった方の家族となると、
また解釈の仕方が違うでしょう。
「現実」自体に意味があるのではなく、
それを見る人の状況・思い込みによって、見え方が変わってきます。
◎恋は盲目
また、15年ほど前にヒットした映画
「愛しのローズマリー」
では、主人公の男性が、精神治療士に密かに
「人の内面がルックスとして見えるようになる」催眠術を掛けられて、
街で出会ったローズマリーに一目惚れしますが、
その見た目は主人公には、グウィネス・パルトロウのように
スリムで美人に見えていますが、
他の人から見ると、100キロ越えの大柄の女性
ということで、そのギャップが笑えるコメディ映画
となっていますが、
この映画は大げさだとしても、私たちも、恋をすると
相手のことがすごくかわいく、かっこよく見えるものですが、
実際、初めて出会った時は、そこまで可愛く、かっこよく
見えてなかったということもあると思います。
つまり、僕たちがみている「現実」というものは、
それぞれの個人の状況や、気持ち・思い込みによって変化して
見えるということです。
◎注目していることが違う
ここからは、僕の「NLAメソッド」の根幹部分
でもあるんですが、
人によって注目している部分が違うために、
日常的に、気になるものが変わってきます。
友達などと一緒に居て、
「わ?何このニオイ!?」と友達が
言っても、自分は、全然気にならなかったり、
「わ?なんか変な音してない?」といわれても、
「ああ、よく聞けば聞こえるけど・・・」
ということってありませんか?
人によって注目している部分が違うために、
日常的に五感から入ってきて、認識する情報が
全然違ってきます。
そして、この「現実」はその五感から入ってくる
情報を脳で再構築したものですから、
人ぞれぞれみている「現実」は全く違ってきます。
同じ場所に居て、同じ時間を過ごしても、
後でそのことについて話すと、記憶が全然違う
ということが起こるのはこのためです。
◎それをどう利用すればいいのか?
そして、ここからが重要ですが、これを
「よりよい人生」にどのように利用するか?
ということですが、
簡単に言えば、「前向きな事に注目する」
ということです。
人はどうしても、目の前の「現実」の
問題点に目を向けてしまいがちです。
そして、問題点に注目していると、さらにその問題を
拡大するような情報ばかりを認識するようになってしまいます。
例えば、ルックスにコンプレックスを持っていたりすると、
鏡を見るときにも、常に欠点を探しがちになって、
「あれ?こんなところにしわがあったっけ?」
と「なってほしくない」ことをどんどんと見つけてしまいます。
しかし、自分に自信を持っている人は、そういう
良くない部分は「見えない」ので、
それを気にしないし、実際にその人は綺麗な自分を
見続けています。
そうやって、「思い込み」を強化していくと、
悪いものはもっと悪く、良いものはもっと良くなっていきます。
なので、出来るだけ毎日、「見たいもの」を意識し続けて、
それを思い描いて、生活するということがまず簡単にできることです。
逆に、嫌な部分が目についたときは
「これは自分の思い込みが作り出した」ということを意識
すれば、それが本当の「現実」ではなくて、
思い込みを変えれば、それも変化するということを
思い出せると思います。
そしてさらに、深く自分の「思い込み」を発見して、
それを書き換えていけば、見える現実はどんどんを変化
していくと思います。