![[決定版!]僕が引き寄せの法則を信じた結果と引き寄せの法則の嘘](https://i1.wp.com/hikiyose-saikyou.com/wp-content/uploads/2020/03/20200310-004.png?fit=604%2C340&ssl=1)
☆引き寄せの法則を信じた結果どうなるのか?
こんにちは!心理カウンセラーで気功療術師で
「NLAメソッド」のトモヒトです!
さて、今回は僕のブログでもよく検索から
「引き寄せの法則 嘘」「引き寄せの法則を信じた結果」「引き寄せの法則 宗教」
などの検索ワードで結構な数の方がアクセスしてくれているので、ここらで一度、
・引き寄せの法則とはどういうもので
・引き寄せの法則は何かの宗教なのか?・・・
・引き寄せの法則は嘘なのか?
・僕が実際に引き寄せの法則を信じた結果どうなったのか?
・引き寄せの法則の危険性
というようなこと、そしてさらに、
・引き寄せの法則の本質
・あなたの引き寄せが上手くいかない理由
・引き寄せの法則の使いかた
・頑張らないで引き寄せるとは?
・引き寄せの法則のさらに先へ
ということでガッツリ解説してみたいと思います。
この記事を読めば、「引き寄せの法則」のほとんどのことは分かると思います。
☆引き寄せの法則とはどういうものなのか?
最近では色々な人が「引き寄せの法則」を活用したり、その中から「成功者」と言う人が出てきて、それぞれブログや書籍などで引き寄せの法則について書いて、セミナーをしたり、コーチをしたり・・・と一般的に定着したものという感じがしますが、
そもそも「引き寄せの法則」がどういうもので、どんな法則なのか?ということをまず解説しておきたいと思います。
さかのぼると、「引き寄せの法則」と呼べるものは、「マーフィーの法則」などから、もっと昔の本などにも同じような「思いが現実になる」ということは書かれていましたが、日本で特に決定的に「引き寄せの法則ブーム」というのが起こったのは、やはり
10年以上前の「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」が日本で出版されて、ブームになったあたりからじゃないでしょうか。
そこから、「引き寄せの法則」を実践して、「願いがかなった!」「叶わなかった」という人が出てきて、それを上手くいっている人が、うまく行っていない人に指導して・・・という感じで、一つの文化みたいになっているのが現在だと思います。
◎「引き寄せの法則」は何かの宗教なの?
そして、こういう「信じれば救われる系」の話だと当然ながら「それって何かの宗教?」ということで疑う人が出てくるのも理解できますし、僕も実際最初に知った時は「何か怪しいんじゃないか?」と疑ったものですが、
僕もそれこそ「引き寄せの法則」系の本をかなり昔の物から読んできましたが、
「何か特定の宗教から生まれたものでは無い」
というのは確かだと思います。しかし、最近は「引き寄せの法則 信者」という感じの方もいるのも確かですし、引き寄せの法則を信じたけど、うまくいかずに「『引き寄せの法則』という”宗教”にハマっていた話」というブログを書いている方もいて、グーグルの上位に表示されることから、
「やっぱり、何かの宗教だったの?」と思う方が居ても当然だと思います。
また、日本でブームが起こる以前から欧米ではすでにブームが起こっていて、先ほどもご紹介した
「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」も海外の著者であり、「キリスト教」の影響を受けているという部分もあると思うので、全く宗教が関係ないとも言い切れないかもしれません。
やはりどこかで、「神」や「天使」「聖霊」などの見えない存在が居て、それらが助けてくれる・・・という宗教的な思想は根底に流れているような気もします。
僕の意見としては、「何かの特定の宗教とかではないけど、使いようによっては引き寄せの法則も危険である」という感じです。
また、「引き寄せの法則」もそういう「神」とか「天使」とか「不思議な見えないパワー」の働きで起こっている物ではないというのが僕の見解です。
(まあこのあたりも、人間とか地球自体が「命」という見えないエネルギーで生きているので、正確ではないでしょうけど・・・w)
このことについては、後ほど詳しく解説します。
「引き寄せの法則」は特定の宗教団体から生まれたようなものではなく、100年くらい前からそのような内容の本は盛んに出版されていて、一気にブームになったのがここ10年くらいだということです。海外からブームになったものなので、キリスト教の影響は受けているかもしれません。
◎引き寄せの法則は嘘?
そして、これももう一つみなさんが気になっている「引き寄せの法則って嘘なんじゃないの?」「そんな法則本当にあるの?」「妄想じゃないの?」・・・ということですが、
これは僕もここ10年以上、「引き寄せの法則」を色々と研究して、信じた結果実践もして、そこから「心理学」「宗教」「脳科学」「悟り」・・・と学びを深めていったうえで、言えることは
「人間の意識の仕組み、この世界の仕組み上
『引き寄せの法則』と言えるようなことは起こる」
というか、私たちの意識が常に、「引き寄せの法則」というか「常に思いを実現している」と言ってもいいと思います。
だから、「引き寄せの法則は嘘」とは言えないけど、実際「引き寄せの法則」の本を書いたり、ブログやセミナーなどで、「引き寄せの法則」を教えている人がみんなそのあたりを理解しているのかはちょっと微妙です。
厳密にいうと、「引き寄せの法則」は嘘とは言えないけど、
「本当は引き寄せてるんじゃない」と言った方が正確かもしれません。
「引き寄せ」というと、自分がなにかのこの世界に働いている法則を利用して望んでいるものを外側から引き寄せるというイメージですが、
ここで少し言ってしまうと、私たちの意識は、内部で「自分なりの現実」を見ています。
そのあたりの詳し解説は↓↓こちらの記事でかなり詳しく解説していますので詳しくはそちらを参考にしてもらいたいですが、
私たちは、それぞれの意識の中で、自分の「思い込み」を基準にして、「自分なりの編集版の現実」を見ています。
ですので、自分が強く信じたことは、自分が見ている現実の中に現れてきます。
その作用を言い表したのが「引き寄せの法則」です。
なので、「引き寄せの法則が嘘」とは言えないんですが、「引き寄せる」というのが誤解を生む原因だと思います。まるで今までなかったものを不思議な力で引き寄せて来るという印象を与えます。
また、よく表面上だけ「引き寄せ」を知った人は、「強く願えば、それが叶う」とだけ思って、強く願うけどうまくいかなかったという場合もあって、そういう方が「こんなの嘘だろ」と感じたのも、あると思います。
「強く願ったこと」ではなくて、私たちの意識の構造上、「心の底から信じている」ことが現実になります。
このあたりの仕組みについては、後ほど詳しく解説します。
☆僕が実際に引き寄せの法則を信じた結果
さて、僕はこのブログでは何度も書いていますが、20代前半から「パニック障害」に苦しみ、そこから「自己啓発」や「スピリチュアル」「心理学」などなどの本をたくさん読むようになり、その中で「引き寄せの法則」にも出会いました。
そこから、引き寄せの法則を信じて実践し続けてきました。
その中で、起こったこと「引き寄せの法則を信じた結果」を書いていきます。
◎不思議な偶然が起き始める
20代の頃始めて「引き寄せの法則」を実践し始めた頃は、気持ち的にも純粋でしたし、ワクワクして実践できていたので、かなり色々な不思議な出来事が起こりました。
いくつか代表的なことを書いていくと、
・「圧力鍋欲しいな」と夫婦で言っていて、誰にもそんな話をしていなかったのに、ある日義父が「圧力鍋買うけど、そちらもついでに要る?」と買ってくれた
・自営業で業績が悪化して、もうヤバいという時に親族が亡くなって遺産が急に入ってきた。
・マイホームを探していて、良い条件の家が見つかったが、頭金が足りなかったところに、600万円の臨時収入が入ってきた。
・他にも小さなことだと、ふと「何かを食べたいな」と思うと、誰かが買ってきてくれたり、食事に誘われたりと、ふと望むものが手に入るということが増えました。
これらのことは、引き寄せの法則を純粋に信じた結果起こったことと言えると思います。
◎しかしその反面叶わないことも
しかし、意外と「何気なく思っていたこと」が、不意を突いた方法で実現することがあっても、
「結構マジで願ったこと」がなかなか叶わないという状態が続きました。
今ではこの仕組みが非常に理解できるんですが、当時は
「なんで、こんなに強く思っているのに、それに限って叶わないんだ?」と不満に感じていました。
◎段々と叶わないことが多くなる
そして、そういう時期を過ごしているうちに、
「あれ?引き寄せの法則を実践しているのに、なんかだんだん全然叶わなくなってきたぞ?」
という時期がやってきました。
経済的にも状況的にも、「なんでこんなに思い通りにならないんだ?」という感じになっていました。それでも、さらに色々な「引き寄せの法則」系の本を読んで、その仕組みを理解して、自分の理想を思い続けていましたが、なぜだか以前のように、引き寄せることが出来なくなっていきました。
◎ある事実に気づきました。
そうやってあまり「引き寄せ」が上手くいかない時期に、さらに多くの本などを読んで、心理学・脳科学なども勉強し、読むジャンルもいろいろと広げていきました。
その中で、「自分が見ている『現実』は自分の信念(思い込み)通りになっている」という事実です。
簡単にいうと、自分が「これくらいこのとなら実現可能だろう」と深層心理で信じられている範囲内では、結構簡単に物事は叶うんですが、自分が信じられていない範囲のことになると、なかなか叶わないということです。
さらに、「引き寄せの法則を利用しよう」という時点で逆に叶いにくくしてしまっているということにも気づきました。
◎「引き寄せの法則」の終わり
そして、その事実に気づいた僕の中で、「引き寄せの法則」は終わりを告げました。
「さあ、引き寄せの法則を利用するぞ!」という場合の心理、強く願ったりするときの心理ってどんなものですか?
その裏側には、「引き寄せの法則を利用しないと叶わない」「強く願わないと叶わない」という心理が隠れています。
もうすでに歌手になっている人が「歌手になりたいんです!」と歌手になっているところを願ったり、想像したりしないように、
よくある「引き寄せの法則の本」で書いてあるように、「すでにかなっているという気持ちで」というのであれば、そもそも「引き寄せの法則」を利用する必要もないんです。願ったりする必要もないんです。
先ほども書いたように、私たちの意識は「心の底から信じている」ことを「現実」として見せてくれています。
だから、「引き寄せを利用しよう」と思っている時点で、
「私は、引き寄せを利用しないと実現できない。私自身にそのパワーは無い」ということを信じているということになりませんか?
また、「何かを引き寄せたい」ということは、その引き寄せたいものが「私の現実には不足している」ということを信じているということですよね?
だから、徐々に「不足している現実」を見るようになっていきます。
そう、常にあなたの「思い」は実現し続けています。
◎最初の頃はかなったのに、途中から叶わなくなった理由
そして、そのことに気づいて僕の「引き寄せの法則」を信じた結果を思い出すと、非常に納得できるものがありました。
つまり最初の頃は、単純に「こういう法則があって、思えば願いが叶うんだな」と純粋に信じているので、軽いワクワクしたような気持ちで、使っているので、「ふと思ったこと」が叶っていきました。まあ、ギャンブルなどで言われる、「ビギナーズラック」というやつですね。
しかし、人間何かが上手くいくと欲を出し始めます。「よしじゃあこれもこれも叶えてみよう」と思い始めます。そしてだんだんと大きな願いをするようになっていきます。すると自分の中でどこかでそれを信じられていないので、「強く思い描いたり」、「何度も思い描いたり」するようになっていきます。
裏側の心理としては、「強く思い描かないと」「何度でも思い描いておかないと」叶わないと思っている。ということです。
つまり、「私にはそれを引き寄せる程のパワーが無いんじゃないか?」という感じでしょうか。また「何度も思い描いたり」して願うということは、「まだ叶ってないよ」ということを信じているからじゃないですか?
「不足」を信じながら、願望を思い描いたり、願ったりしているという状態です。
◎引き寄せの法則の危険性
しかし、そんなことに気づかない僕は、さらに新しい方法や、新しいコツを求めて勉強を続けていましたが、完全に「私は引き寄せが上手くいかないと、願いを実現できない」というような、裏側の心理状態になっていたんだと思います。
「引き寄せの法則」を信じた結果(頼りすぎた結果)、いつの間にか「自分自身には実現のパワーが無い」ということを信じてしまっていたと言ってもいいと思います。
健康な人が車いすを使い続けていると、筋肉が衰えて、逆に歩けなくなっていくように。
そう考えると、また逆に、「自分自身にパワーが無い」という「思い」はちゃんとかなっているということでもあります。
つまり、「思い描き続けたり、強く願ったり」することが叶うのではなく、
「自分が心の奥で信じていることがそのまま現実になっている」というのが、本当の「現実創造の法則」ともいえます。
そして、「引き寄せの法則」に頼るようになってしまうと、パワーを失っていく危険性があります。
☆「引き寄せの法則」の本質とは?
ここまで書いてきて、引き寄せの法則を信じた結果、逆に願いが叶わなくなって終わりを告げたと言っているのに、「引き寄せの法則の本質」を語るのも変な気がしますが、
一般的に分かりやすくて、浸透している言葉なので、(検索ワード対策としてもw)あえて使いますが、
本当は、「信念実現の法則」と言った方がいいかもしれません。
◎信じていることがそのまま実現する
先ほども書いたように、私たちは、この世界を全て自分の「意識」によって「見て」います。
五感などの感覚から入ってくる「情報」を基に、「こういう現実が目の前にある」という映像を見ていると言ってもいいと思います。
そしてそれらの「情報」は私たちが「この世界はこうである(はず)」という「信念」を基に認識しています。
ちょっと難しい表現になってしまいますが、簡単にいうと
「自分がこの世界はこうである」と信じていることがそのまま、自分の「現実」として見えていると言えます。
つまり一般的に「引き寄せの法則」と言われる作用を、うまく利用するにはこの部分を理解しておく必要があります。
よく「ありがとう」と何回も繰り返していると望みが叶うとか、何度もリアルに望みを思い描いていれば叶うとかいろいろな手法がありますが、
それが上手くいくか、うまくいかないかは全て
「根本でどのように信じているか」にかかっています。
その人が、すごく尊敬している「引き寄せ成功者」の言葉を純粋に信じて、それを実践すれば、
「それは叶うものだ」と信じているので、そのように叶うでしょう。
しかし、逆に「どうなんだろう?」「本当かな?」と疑っている状態では、そのまま「どうなんだろう?」「本当かな?」という状態が実現するでしょう。
そのように、「引き寄せの法則」を成功させるには、それを本当に信じられている、「叶って当然」という「信念」になっていることが肝心です。
◎みんなジェフ・ベゾスになれる!?
逆にいうと、いくら「引き寄せの法則」が上手く言っているといっても、世の中で「引き寄せ」関連の本を書いたり、ブログなどで、「引き寄せコーチ」などをしている方で、ジェフ・ベゾス(アマゾン創設者)並みに大金持ちと言う人が居るでしょうか?
もし、「引き寄せの法則」が万能で、リアルに思い描けば、なんでも望みが叶うなら、引き寄せの法則を実践している人で、ジェフ・ベゾス並みに大金持ちになっている人が居てもおかしくないはずです。
ところが僕が知っている限りで、そんな人はいません。
やはりそれは、その人が「リアルに信じられる」範囲で望みが叶うということじゃないでしょうか。
結局は、「その人が本当に信じている状態が、現実として実現する」ということです。
「引き寄せの法則」は嘘ではないけど、多くの人に本質が伝わりきっていないということが言えると思います。
◎それではどうすればいいのか?
そうしたら、これから生きていく上でどのように望みを「引き寄せて」いけばいいのか?これについてこの記事の後半で詳しく解説しますが、
先ほども書いたように、
もし、あなたが「私は豊かです」と本当に信じられていれば、わざわざ「何かを引き寄せよう」と頑張る必要はないはずです。
「引き寄せの法則」でも何でも、何かの手法を「利用して望みを叶えたい」という時点で、あなたは
「私の人生には何かが不足している」と信じているということで、「不足」を実現してしまいます。
つまり、その「不足」を信じている状態の「信念」を変化させていく必要があります。
本来「引き寄せの法則」と言われている現象は、私たちの意識の構造を利用したものであり、私たちの意識は、「自分が信じていることをそのまま見せてくれる」という構造なので、積極的に何かの手法を利用しようとする時点で、「自分には今何かが不足している」と信じていることであり、その「不足を信じている」状態の「信念」を変化させる必要がある。
☆あなたの引き寄せの法則が上手くいかない理由
ここからは、「引き寄せの法則」と言い表されている作用をうまく利用するための方法を解説していきますが、先ずはもう一度、今までの「引き寄せ」がなぜうまくいかなかったかを解説して、逆に「上手くいく方法」につなげていきたいと思います。
1、焦った気持ちで使っている
お金が欲しいとか、理想の相手と巡り合いたいとか、どこか「早くしなければ」というような焦った気持ちからスタートしていると、さらに「焦らないといけない現実」が実現していきます。さらに焦っているときというのは、早く実現したいものだから、何回も繰り返し強く望んだりすることで、余計に「今は私にはそれが無いんだよ!」という信念を強化していきます。
2、「不足」を信じている
先ほどからも書いているように、お金でも何でも「あれが欲しい」と強く思う場合は、やはりその時点で「私にはそれが不足している」から引き寄せて、その不足を埋めなければいけない。という心理が隠れています。その状態では、「引き寄せの法則を使おう」というたびに、自分の「不足を信じている心」を強化していくことにつながっていきます。
3、自分を信じられていない
「引き寄せの法則」が本当に働くのか?と言う部分も信じられていない場合もあるし、自分自身に対して「私にはそんなパワーが無いんじゃないか?」「私にはうまく働かないんじゃないか?」「私なんて」と言うように、自分自身のパワーや運命みたいなものを信じられていない状態で、どんな手法を利用しても「私なんて」という現実が現れ続けるでしょう。
4、相反する望みを持っている
例えば「ビジネスで大成功をしたい」と思いながらも、実は「家でダラダラしていたい」と思っていたり、「理想の相手に出会いたい」と思っていながら、「自分をアピールするのは苦手」と思っていたり、何かを実現したいと願いつつも、どこかでその望みが叶ってしまうことを恐れている。そういう状態では、「中途半端」な現実が実現し続けるでしょう。
5、自分の本当の望みが分かっていない
先ほどの「本当は望みが叶うのを恐れている」ということにもつながりますが、自分が本当はどういう人生を望んでいるかを良く理解せずに、「社会一般の理想」を追いかけて、「ビジネス(会社)で成功して」「大金を手に入れて」「いい結婚をして」「子供に恵まれて」・・・という、実は本当にそれを心から望んでいるかどうかも分からない望みを、「引き寄せよう」と頑張っている。と言う状態では、なかなか実現することは難しいでしょう。
引き寄せの法則が上手くいかない、失敗する理由としては「焦った気持ちでスタートしている」「不足を信じている」「自分を信じられていない」「実は実現を恐れている」「自分の望みが分からない」というようなことが考えられます。結局は、「自分を信じられているかどうか」にかかっていると言えます。
☆新しい「引き寄せの法則」の使い方
ここでもう一度言っておきますが、一般的に「引き寄せの法則」という言葉が浸透しているので、あえてこの言葉を使いますが、実際には「引き寄せる」んじゃなくて、「信念が実現する」ということです。
ここから、その「引き寄せの法則」の使い方を解説したいと思います。
先ほどから書いているように、基本的には私たちの見ている「現実」は「自分の信念通りに実現している」と言えます。
今は信じられない方も居るかもしれませんが、私たちはみんなが「同じ現実」を見ているんじゃなくて、意識(脳)の構造上、「自分なりに編集した映画」を見ていると言ってもいいくらいなんです。
だから、同じ場所で時間を過ごした友人と、後日その時の話をしたりしたときに、
A「あの時、『~~~~』って言ってたよな」
B「え?俺そんな事言った?」
というような食い違いが起こってきます。これはAさんとBさんの単純な記憶違いではなくて、私たちがそれぞれ興味も違えば、信念も違います。そのことによって、同じ「情報」を得ても、全く違う解釈をします。
そして「この人はこんな人」というイメージで自分や人を見るために、
Aさんからすると、「Bさんはこういうことを言いそうな人」というイメージを持っているために、実際にBさんが言っても言わなくても、「あの時Bさんはこんなことを言った(はず)」という「現実」を見ています。
Bさんからすると「自分はそんなことを言いそうもない」というイメージを持っているために、実際にBさんが口走ったとしても、「私はそんなことは言わないはず」という「現実」になっています。
「いやいや、実際に起こったことは覚えてるよ!」と思うかもしれませんが、私たちは目の前で起こったことを、感覚からくる情報として、一度「意識(脳)」で解釈してから、内部で再構築したものを見ているために、「真実」をそのまま見ているわけではなくて、全て「編集された少し前の記憶」を見ることしかできません。
そして、「記憶」には必ず、その人が持っている「イメージ」や「信念」というものがプラスされます。
「悲しげな夕日」「冷たい月」「辛かった日々」「温かい人たち」・・・という感じです。
極端な話、「人それぞれの『自分の世界』の中で生きている」と言ってもいいかもしれません。
これは実は、ブッダの時代から「仏教」では「唯識」として言われ続けていることで、最近では心理学や脳科学でも、同じようなことが言われ始めています。
私たちは、目の前のことが全て見えていると勘違いしていますが、実は「信念」どおりに編集された「少し前の記憶」を見ているので、すぐ目の前にあるものを見つけることもできないことがあります。それを見つけるためには、あなたが今持っている「信念」を崩す必要があります。
◎それじゃあどうやって望みをかなえるのか?
前置きが長くなってしまいましたが、それならばどうやって望みを「引き寄せて」いけばいいのか?ということですが、ずばり、「自分の『信念』を見抜いて、変化させていく」ということです。
何回も書いているように、あなたの目の前に広がっている「現実」はじつは「真実」ではなくて、「少し前の記憶」であり、あなたの「信念」によって、「編集されている映画」みたいなものです。
まだ信じられないかもしれませんが、時々ありませんか?
すぐ目の前に探している物があるのに、「無い無い」と探し続けて、他の人が「何言ってんの?目の前にあるじゃん」と言われて、「え?どれどれ?あ!なんで見えなかったんだろう?」ということ。
これは、あなたの中に「あの物をここに置くはずがない」という「イメージ」があるために、目ではそれを見ていても、意識で認識できず「それはここにはない」という「現実」を見せているんです。
だから私たちは、じつはその「イメージ」「信念」という「思い込み」のために、実際に存在している物も見えなくなっているんです!
つまり、「引き寄せの法則」というのは、実は「何かを引き寄せている」のではなくて、
「今まで目の前にあったのに、意識で認識できなくなっていたものが見えてくるの法則」と言ってもいいんです!
でも長いでしょ?wwだから表向きは「引き寄せの法則」と言わせてもらいますねww
だから、その「引き寄せの法則」をうまく利用するには、あなたの「イメージ」「信念」「思い込み」というものを変えていかないといけません。
(「イメージ」「信念」「思い込み」などは同じようなことを言っているので、ここからは「信念」で統一します)
だから、私たちがすることは一つ
「自分が持っている『信念』に気づいて、書き換えていく」ということだけです。
そのことによって、今まで「無い」と思いこんでいたものが「実は目の前にあった」ということに気づいていくんです。
◎『信念』を変えるだけでいいの?
ここまでを読んだあなたは、「本当に信念」を変えるだけでいいの?と疑問に思うかもしれませんが、先ほどの例でいうと、
あなたは「目の前にあったのに見つけられなかったもの」を見つけるときに、頑張って何かを引き寄せようとしましたか?
ただ人から言われて、自分の「こんなところに置くはずがない」という「信念」を崩されたから、それが見えるようになりましたよね?つまり、自分がどんな「信念」を持っているかに気づいて、それを崩せば、今まで気づけなかったことに気づいていけるんです。
僕は実際、この「信念を書き換える方法」を使うようになってから、ネットビジネスで、それまではやり方は知っていたのになぜか取り組まなかった方法があって、それを「やってみよう」と思い、実践してみたら3か月後には月収が50万円も増えたということがありました。
あなたが「こんなことがお金につながるはずがない」「こんなことをしても何の役にも立たない」「自分のこんな能力じゃ通用するはずがない」「もっと頑張らないと実現しない」・・・というような「信念」は本当ですか?
実はそれを行動に移すだけで、とんでもない「幸せ」に気づくかもしれませんよ?
今まで知っていたけど、行動に移してこなかったこと。実はそれがあなたにとっての「宝物」かもしれません。あなたが今まで勝手に思い込んでいた「こんなことが通用するはずがない」っていう「信念」、本当ですか?
◎「頑張らないで引き寄せる」って本当?
最近では「頑張らない引き寄せ」的な本なども出てきていますが、
確かに、ここまでを読んでもらったらわかるように、何か望んでいる物を実現するために「頑張る必要」はありません。
逆に「頑張る」ことによって、実現を難しくさせるということも考えられます。「頑張らないと実現しない」という「信念」が実現して、そういう現実しか見えなくなるからです。
しかし、ここで多くの人が勘違いしやすいのが「何もしなくても良い」と思ってしまって、自分の望みに向かって何の行動も起こさずに「ただ願うだけ、思い描くだけ」ということをやってしまいがちです。
何度も書いているように、この世界は「信念がそのまま現実になる」世界です。
しかし私たちは今まで生きてきた中で、「世間の常識」や「両親・家族の常識」の中で生きてきたために、無意識のうちにたくさんの「信念」を持っています。
だから、「信念」を変えていくためにも、「行動」も必要になってきます。
例えば、あなたは今ダイエットするのに、全く運動もせずに食事制限もせずに「自分は理想の体型」になれると信じられますか?心のどこかでは「食事制限して運動しなきゃ筋肉もつかないし脂肪も燃焼しない・・・」という「信念」に気づくと思います。
その「信念」を変えていくには、特に最初のうちは「行動」を起こす方が速く「信念を変化させる」ことができると言えます。
だから、「頑張る」必要はないけど、「信念」を変えていくための「行動」も必要になるということです。
あなたの望みを実現するのに、「頑張る」必要はないけれども、「信念」を効率的に変化させていくための「行動」は必要になってくる。
☆「引き寄せの法則」のその先へ
そしてここからやっと、本格的に「新しい『引き寄せの法則』」といえる、「今まで目の前にあったのに、意識で認識できなくなっていたものが見えてくるの法則」を解説したいと思います。
先ほどから言っているように、「引き寄せ」を頑張るから望みが実現するのではなくて、持っている「信念」どおりの現実を見ることになるので、
その「信念」を変化させれば、「見えているものが変化」していくことによって、今まで気づけなかった解決法に気付けたり、自分の本当のやるべきことに気づいたりして、「現実」が変わっていきます。
そこで、その「信念」の見つけ方と変化させる方法を解説します。
◎「信念」を見つける方法
「信念」とは、簡単にいうと私たちが持っている
「この世界はこういうものだ」「私とはこういうものだ」「愛とはこういうもの」・・・という良い方を変えれば「常識」とか「思い込み」です。
そして私たちは、その「信念」通りの「現実」という名の「編集された映画」を見ていると言ってもいいんですが、
その「信念」を見つけていくには、
まず日頃の生活の中で、強い感情が出てくる場面に注目してください。
例えば、「怒り」。誰かから何かを言われた瞬間に「怒りが湧いてきた」。
その「怒り」がわくのは、なぜなのか?あなたの中にどのような「信念」、「こうあるべきだ」というものがあるのか?ということを探ってみてください。
例えば、「A君って、能天気だよね」と言われて、もしそこに何の「信念」も無ければ、
「あ、そう?」「そうそう、能天気でね」となるところが、「怒り」が出てくるということは、
「私は普段、しっかりと考えなければいけない」とか「周りの人間からしっかりしていると見られなければいけない」というような「信念」を持っているために、
「能天気」と言われて、「何も考えていない」「頼りない人間」だと思われたんじゃないか?ということで「怒り」という反応をしてしまった。
他にも、「社会に出たら敵だらけ」とか「自分が上でなければいけない」というような「信念」を持っていることも考えられます。
そういう「怒り」や「許せない」「悲しみ」などの強い感情を生むものが、あなたの人生にとってプラスに働いていると感じられるなら、それはそれでいいんですが、
「思い通りの人生が生きられていない」と感じるのであれば、そういう「信念」を疑って、「本当にその信念を持っているべきなのか?」ということを自分に問い直していってください。
あなたが何かの「信念」を持っているところには、何らかの「強い感情」が生まれやすくなります。特に「怒り」や「悲しみ」「くやしさ」というような「ネガティブな感情」を感じるところには、より「強くて」あなたの人生に大きな影響を与えている「信念」を持っている可能性が高いです。まずはそれを見つけて、疑ってください。
◎「~~するべき」「~~しないといけない」にも注意
そして、先ほどのような「強い感情」を感じる場面以外にも、普段の生活の中で
「早く~~しないと」「~~するべきでしょ」「もっと~~しないといけない」という風に、自分を縛ったり追い立てたりするような思いを持っている部分にも注意してください。
その裏には、「幸せになるためにはもっと頑張らないといけない」「お金持ちになるにはもっと成功しなければいけない」というような「信念」を持っていて、
その通り、「もっと頑張らないといけない」「もっと成功しないといけない」という「現実」しかみえなくなっているかもしれません。
もしあなたが今、「行き詰まり」や「人生がうまくいっていない」と感じるのであれば、そういう「~~するべき」という部分に気づいて、それを疑ってください。「本当にそうするべきなの?」と思ってみてください。
あなたが本当に心の底から望んでいることが何か?ということに気づいてください。
いま行っている行動が、あなたが望んでいることですか?あなたは自分の「信念」によって自分で苦しんでいるだけかもしれません。
普段の生活の中で、「~~するべき」「~~であるべき」「~~をしないといけない」と、自分を追い立てていることは本当に必要ですか?あなたの本当に望む人生にそれが必要なんでしょうか?それを疑ってみてください。
◎「信念」を書き換える方法
ここまでは、「信念」を見つける方法を解説しましたが、ここからは実際に見つけた「信念」を書き換える方法です。
多くの場合は、その「信念」を見つけた時点で、「ああ自分はこんな思いで生きていたのか!」という気付きによって、「そんなに強くこだわらなくてもよかったのに」ということに気づいて、
自然とその「信念」が薄れる場合もありますし、なかなか根強い「信念」の場合は、これから何度もそのことに強い感情を感じることを繰り返すと思いますが、そのたびに「ああ、またこの『信念』か」と気づくことで、徐々に克服できます。
また、もう少し積極的な方法としては、
1、自分がすでに持っているものに気づく
これは、もしあなたが「人生がうまくいっていない」と感じているならば、「今の私には望んだものが何も実現していない」と感じてしまっているかもしれません。
しかし、その状態では「不足している」という「信念」の状態なので、「不足の現実」だけしか見られなくなっています。
そこで、まず小さなことでもまずあなたが生きて生活できている上で、
「少なくとも死なずに生きていられる」「健康で体が動く」「雨風をしのげる家がある」「色々な情報を手に入れられる、パソコンやスマホがある」「この地球で一人っきりじゃない」などなど・・・
普段は忘れてしまっているけど、もし失ってしまったら悲しいものを見つけてみてください。
実はすでに私たちは、「当たり前」と思ってしまっているけど、たくさんのありがたいものに囲まれて生きています。そのおかげで生きていられます。
そのことを一度良く感じてみてください。
あなたの生活から今、無くなってしまったら困る、悲しくなるものです。それがすでに持っている「しあわせ」です。
これは何も、「現状で十分だから満足しなさい」という高尚な教えではありません。
そうではなくて、あなたが今はそういう「幸せ」に気づく感度が鈍っているということです。その「幸せ」に気づく感度が鈍っている状態では、「新しい幸せ」に気づけないし、
あなたの中の「信念」が「私にはたくさんの幸せがある」というものになっていけば、さらに「幸せ」を感じられる「現実」が出来上がっていきます。
「何かを達成するから『幸せ』になっていく」んじゃなくて、
「いま自分が『幸せ』だと気づくから、さらに幸せになる」ということです。
今まではスタート地点が間違っていたんです!
2、世界の「成功談」を読んでみる
世界には、あらゆる分野で「成功」している人が居ます。「一発逆転」を実現して大金持ちになった人もいます。
そういう「成功談」はあなたにも実現できることでもあります。今までは自分の知っている範囲で「信念」を作り上げてきましたが、そういう世界の「成功談」を知ることによって、
「こんな方法でも成功できるのか!」「これなら自分にもできるかも」という情報を増やしていって、「信念」を変えていけば、自分にとっての「成功法」が見えてくるでしょう。
「ヒーローもの」の映画を見た後に、自分も強くなったような気になるように、
そういう「成功談」を読んだり、見たりし続ければ、そのうち自分の「信念」も「成功する」ものだと思えてきます。
それを続けてみてください。
3、「恐れ」の中に飛び込んでみる
そして、これはみんな「怖い」ことですが、あなたが「これをしたらどうなるんだろう?」「これをしても成功するだろうか?」というような
「恐れ」を感じて、今までやってこなかったことに思い切って「飛び込んでみる」ということです。
今まであなたは、「今までのあなたの信念」に従って生きてきました。その「信念」通りの現実が、今目の前の人生です。
あなたが、「このままの人生は嫌だ」「人生に変化を起こしたい」「もっと良い生き方があるはずだ」と感じているなら、
あなたが一番「恐れ」を感じる部分に飛び込む、今までの信念に従わない生き方をする。ということが「現実」を大きく変える方法になります。
だからって、いきなり「素手でライオンに戦いを挑む」とかはしないで欲しいですがww
「本当は前からしたかったんだけど、結果が出るのが怖い」というようなことは、実はあなたが本当に望んでいることだったりします。
人生何が起こるか分かりません。明日事故で死ぬかもしれません。
「また今度」に置いておいても、それを実行してみるチャンスが二度と来ないかもしれません。
その「恐れ」の中に飛び込んでみてください。今までの行動パターンを大幅に変えてみてください。
もしそのこと自体が「成功」しなくても、そこからあなたは必ず今後の生きるヒントを見つけるはずです。
1、自分がすでに「幸せ」だということに気づく
自分がすでに「幸せ」だと気づくことで「幸せ」が増えます。
2、世界の「成功談」を読む
世界の成功者のように、「自分も成功できる」と思える
3、「恐れ」に飛び込む
今までの「信念」に従わない生き方をしてみよう!
さらに「信念」の書き換え方法を詳しく知りたい方は↓
☆[決定版!]僕が引き寄せの法則を信じた結果と引き寄せの法則の嘘 まとめ
「引き寄せの法則」は私たちの意識の構造上、そのようなことは起きます。
「引き寄せの法則」が嘘とか、怪しい宗教ということではないですが、誤解を生みやすい方法であり、
僕が実際引き寄せの法則を信じた結果のように、その本質を理解していないと、逆に「自分自身のパワー」を失っていくことにもつながります。
本来は、私たちは「自分が持っている信念通りの現実」を見るものであり、「引き寄せの法則」というよりも、「今まで目の前にあったのに、意識で認識できなくなっていたものが見えてくるの法則」と言った方がいいと思います。
そのためには、「強い感情」や「~~であるべき」というものを見つけて、それが起こってくる「信念」をみつけていき、
1、自分がすでに「幸せ」であることに気づき
2、世界の成功談を読み
3、今までしてこなかったことを行動に移す
ということで、積極的に「信念」を書き換えて行きましょう。そのことによって自動的に「現実」は変わっていきます。