
☆「奇跡のコース」ワークブック レッスン134 解説 効果
「私にゆるしをありのままに知覚させてください。」
※「ワークブック」の解説も必ず読んでください。
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このレッスン134は、ワークブックの解説は少し難解な感じで、「結局『ゆるし』とはなんなんだ?」感じになるかもしれませんが・・・シンプルに考えてくれればいいと思います。
私たちはこの「現実」を、自分が持っている「信念」通りに見ている、「信念」を投影、反映した世界を見ている、
ということは何度も書いてきました。
そして、私たちは「こうするべき」「こう生きるべき」「こういう時はこうするでしょ」という感じで、多くの「信念(思い込み)」を無意識のうちに持っています。
それらは実際、「真実」の観点からすると、すべて「迷信」と言っていいものばかりなのですが、
「一般常識」「社会規範」などと言われて、「守らなければいけない法律」の様に考えています。
そのために、自分に対しても他人に対しても、
「規律を守っていないからダメだ」「こうするべきなのになんで?」という風に、「有罪判決」を下して、「判断」や「批判」をして生活しています。
しかし、それらの「規律」や「決まり事」「常識」というのは、その「集団」によっても違いますし、家庭ごとでも違ったりします。
例えば、「体育会系」と言われる、スポーツの世界では、「年功序列」がかなり重視されますが、
「芸人」の世界では、年齢よりも「芸歴」が重視され、たとえ年下でも、芸人としての芸歴が長い方が、「先輩」ということで、敬語を使われたりします。
同じ日本の中であっても、これだけ常識は違うし、世界となるともっと違うでしょう。
しかし、狭い範囲の中で「常識」と言われていることを基準に、「良い・悪い」を判断し、
もしその人が規律を守っていなければ、「ダメな人」というレッテルを張って、そういう人として見るようにもなります。
そして、そのように、他人に対して「有罪判決」をしていると、当然自分自身にもその締め付けを適用します。
「あの人にあんな風に言ったんだから、私もしっかりしないと」という感じです。
そして、無意識のうちに、多くの「守らねばならないこと」の中で、窮屈に生きてしまっています。
しかし、それらの「法律」は本当に守るべきものでしょうか?
もっと自由に生きていいのではないでしょうか?
また、それらの多くの「法律」はほとんど、
「私は無力である」「身を守っていないといけない」「愛されていないかもしれない」という自分の「弱さ」を信じる心から生まれます。
自分自身が本当に幸せで、満たされていて、完全に安全で、不死身であれば、自由に生きられるし、他人の自由も許せるはずです。
私たちの「意識」の仕組みは何度も言ってきましたが、「信念」通りの世界を見ることになります。
つまり、いろいろな「規律」を握りしめて、自分や他人をさばき続けている状態というのは、
「それらの規律が無ければ、私はちゃんと生きられない。幸せになれない」ということを心の底で信じているということです。
自分や他人や世界を、片時も許さずに、縛り付けておかないと不安だということです。
そのように、自分の無力を信じて、すべてを裁いて生きているのですから、当然、「地獄」のような世界を見ることになるでしょう。
そして、自分が「地獄」から抜け出せないから、「あなたたちも抜けさせない」とばかりに、みんなも縛り付けておかないといけません。
それを「もうそろそろゆるしましょうよ」という誘いです。
他人を裁いている状態で、自分だけ努力によって「天国」に入るのは不可能です。
自分を許し、他人を許し、世界を許して初めて、みんなで「天国」に入れるのです。
このレッスン134では、特にあなたの中で「許せない人」を取り上げて、その人の罪を許していくことで、あなた自身も許していくのです。
これは、今日に限らず、これから生活の中で、自分が自分や誰かを「責めている」と感じるなら、常に適用されるべきレッスンです。
全てを許し、みんなの豊かさ、みんなで「天国」に入ることを願えてはじめて、本当の意味であなたは解放され、自由を生きることができます。
あなたがだけが取り残されることはありません。
あなたが許せば、みんなは救われ、あなたが許さなければ、みんな「地獄」です。
「私にゆるしをありのままに知覚させてください。」
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