「奇跡のコース」ワークブック レッスン9 解説
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☆「奇跡のコース」ワークブック レッスン 解説9

「私はいかなるものもありのままに見ていません」

※「ワークブック」の解説も必ず読んでください。


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このレッスン9は、レッスン7、8につながる考えです。

7、8でも書きましたが、私たちは今まで生きてきた中で、いろいろな「信念」「価値観」などを作り上げてきました。

そして、その「過去の価値観」を投影した「現実」を見ています。

ありのままの「現実」を見ているわけではありません。

今の段階で、それを実感を持って感じることはできませんが、自分が「ありのままに見れていない」「無いものを見ている」「あるものが見えていない」・・・

ということを頭のどこかで理解しておいてください。

心理学でも、心理的な盲点のことを「スコトーマ」と言いますが、私たちは、注目していること以外はそのものを見ても、その視覚情報を「スルー」してしまって、「見えない」ということが起こりますし、

恐れながら過ごしていると、木の枝の影が「お化け」に見えたり、健康のことを気にして、何度も検査をしていると、そのうち病気を見つけることになるでしょう。

「奇跡のコース」のワークブックを実践する中で、理解できないことや、疑いが湧くような時は、

「私が『世界・現実』の中で生きているのではなくて、

私の内部で『世界・現実』という映画が上映されている」

ということを思い出してください。

私たちは、「感覚」からくる情報を、自分の「意識(脳)」で組み合わせたものを見ることしかできないんですから。

すべて、「自分バージョンの現実」です。

あなたの「信念」が「世界はこうである」という思いが創り出した「仮想現実」です。

「世界」を変えようとすれば、まずあなた自身が変わらないといけません。

「鏡の自分を笑わせるには、まず自分が笑わないと」ということです。

今はまだ、難しく考えたり、「真実を探求」しようとせずに、まずは、ただ、自分がなにもありのままに見れていないということを知ってください。

 

「私はいかなるものもありのままに見ていません」

 

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