☆「奇跡のコース」ワークブック レッスン７１ 解説 効果
「『神』の救いの計画だけがうまくいきます」
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このレッスン７１は、非常に根源的な宣言であり、真実ですが、「エゴ（自我）」を生きている私たちにとっては、受け入れがたい考えです。
私たちの「エゴ（自我）」は「私という個人が居る」というシステムです。
この世界は本当は一つであり、「神」であり、その顕現なのですが、
唯一の存在であった、「神（原初のエネルギー・大元の意識）」が「私を知りたい」ということで、「分身」である、私たちを創り出しました。
（これは一つの例え、表現であって、これ以外のあなたが受け入れやすいイメージでも結構です）
そして、そのためには、すべてが「神の一部」であるということを忘れる必要があります。
そのために機能しているのが「エゴ（自我）」です。
つまり、「エゴ」の機能は、全体からの「分離」を信じさせるということです。
今の私たちのその「エゴのマインド」ですべてを知覚して、思考するために、すべて、「分離」を前提とした計画しか考えられません。
また「エゴ」は「私」にとっての本当の「幸せ」や「意味」なども正しく知覚することができていません。
そのうえで考え出した計画は、的外れなのは言うまでもないことです。
今回のレッスン７１では、その「エゴの計画」を一度忘れて、あなたの「神のマインド」が、あなたに何をさせたいのか？ということを思い出していきます。
それは、なにも、「人類を救う」「誰かを助ける」「社会に貢献する」というような大それたことじゃなくていいんです。
（しかし、その小さなことでも、あなたが本来の役割を始めれば、それが世界を救います）
あなたが、幼少期から「いつもしていたこと」「思わずしてしまうこと」「いつも興味を持つこと」「それをするのが楽しいこと」・・・
そういう何気ないことが、「神」があなたにしてもらいたいことかもしれません。
しかし、私たちの「エゴ」は「社会一般の幸せ」や「認められる」ことをしなければならないと思い込んでいるし、
「自分の身は自分で守らないと」と思い込んでいるので、「神の計画」に耳を貸す余裕が無くなっています。
そして、「エゴ」は「神の計画」に任せると、自分が消えてしまうという恐怖から、「いやいや、神なんているわけがない」「神の計画が自分に良いわけがない」
「ほら、こんなに現実は大変じゃないか！」と自分が創り出した「幻想」を証拠に、あなたの中の「神聖な欲求」を受け入れようとはしません。
「神の計画だけがうまくいく」と認めてしまったら、「エゴ」の手柄が無くなってしまうからです。
そのために、本当は何もないところに、「問題」を創り出し、その問題を解決するために大忙し、という状況（幻想）を常に創り続けています。
その忙しく動き回る「狂気」の部分をすり抜けて、あなたの中の「光」の部分に触れるようにしてください。
あなたの中の正直な「こういうことがしたい」ということを信じてください。
あなたがいまできると思える範囲で、それを行動に移してください。
「『神』の救いの計画だけがうまくいきます」
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