☆「奇跡のコース」ワークブック レッスン２７ 解説
「他の何よりも、私は見ることを望みます」
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このレッスン２７は、ここまでのレッスンのまとめのような内容ですが、
何よりも「見る」ということを望む、という
「いやいや私は普段から見てるけど？」という疑問を感じる人もいるかもしれませんが、
ここまでのレッスンでも解説してきたように、私たちは自分が「限られた」存在であるという視点から、
今までの人生の中で思い込んできた「信念」という狭い枠の中からしか、物事を見ることができていません。
「檻」の中で、ほんの小さな小窓から外を眺めて「これが世界だ」と思い込んでいるようなものです。
本来は、「私」とは、「全体」であり、無限の広大さをもった唯一の「意識」です。その無限の「私」が、「個人の私」という体験をしているといってもいいと思います。
今は信じられない感覚かもしれませんが、「奇跡（悟りを開く）」が起こると、意識が拡大して、「世界」と一つであるということがリアルに感じられるようになる。ということです。
その大きな「全体」が「個人の私」の体験をしている、それが本来の「見る」ということです。それが「ヴィジョン」ということです。
今日のレッスンは、その「ヴィジョン」を見ることを選択すると宣言します。
小さな「個人の私」の視点からの「世界」ではなくて、
広大な「私」からこの「個人」の夢・映画を見るというような感覚でしょうか。
今あなたが「現実」だと思い込んで見ているものは、「信念（思い込み）」を投影した「幻想」であって、もっと純粋な体験をすることを選ぶということです。
今までは、自分の「思い」が創り出した「映画」を、すでに撮影が終わった「映画」を変えようと奮闘してきましたが、
それがあくまで、「創作物」であり、本来の「私」には何の影響を与えることもなく、ただ楽しんで「見る」ことができるのです。
そして、本当は「私」が奮闘しなければいけないようなことは、何も起こっていないということに気づく。
その「VR（仮想現実）」を見ているのに、「大変なことが起こっている」と右往左往している自分に気づく。
今まで忘れていた視点から、すべてを見ることを思い出す。
実は、今すでに「幸せな体験」をできていることに気づいていく。
この「（肉体を持って）生きている」という体験自体が、すごい体験だということに気づく。
そして、もっと自由に生きられるという可能性に気づく。
「世間一般の幸せ」を追い求めるのではなくて、「本当の私の幸せ」を追求する、体験する人生にシフトしていく。
そして、その「見る」ということに、何か「犠牲」を払わないといけないのでは？苦労をしないといけないのでは？
という感覚を感じたら、
「ヴィジョンは誰にとっても費用（犠牲）はかかりません（払いません）」
「それは祝福することができるだけです」
という言葉も付け足してください。
今回のレッスンは、一日のうちで、自分が「何分おき」と決めたペースで、できるだけ多く、繰り返すことが重要です。
「他の何よりも、私は見ることを望みます」
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