☆「奇跡のコース」ワークブック レッスン５０ 解説 効果
「私は『神の愛』によって支えられています。」
※「ワークブック」の解説も必ず読んでください。
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このレッスン５０は、この「奇跡のコース」のワークブックの第一段階の総まとめと言ってもいいような内容です。
今までのレッスンで、私たちが「見て」いる世界は、すべて、自分の「思い」の反映であり、自分が持っている「信念（思い込み）」が映し出されているということを学んできました。
また、それらの「信念」は、私たちが「個人」として、この世界の中で生きているという誤解からくる、間違った解釈であるということも知りました。
私たちが今みている「現実」は、間違った「知覚」によって作り上げられた「信念」を投影しているものであり、「幻想」と言ってもいいものです。
しかし、私たちは本来「神の子」として、「神のマインド」をもって作られたものであり、すべてを「神の視点」「神のマインド」で観照することができるのです。
そのことを、この「奇跡のコース」では「ヴィジョン」と言い表わしていますが、「ありのままの世界」「いまここ」などと言ってもいいでしょう。
実際は「世界の中の私」ではなくて、すべては「私の中で世界が起こっている」と言えます。
私たちが見ているものは、すべて自分の内面に描き出されている「映画」のようなものです。
「個人」として築き上げてきた「信念（思い込み）」というフィルターをリセットしていくことによって、その「映画」は書き換えられます。
もっと純粋に、「神」と言ってもいいし、「原初のエネルギー」と言ってもいい、純粋エネルギーの意志が反映された、「神」が望んだ世界を見ることができます。
なぜなら、私たちは、いまだに誰も科学的に説明できないような、「命」と呼ばれる不思議なパワーによって、生きています。
また、この世界を「見る」ために、どこに存在するのかもみつけられない「意識」を使って「見て」います。
そんな、「神の力」としかいい表わせないような、「奇跡のパワー」が働いているからこそ、こうやって生きています。
つまり、生きて、何かを認識しているというだけで、いつも「神」とともに居るということです。それは間違いのない事実です。
つまり、私たちは、常に「神の愛」に支えられて、見守られて生きているのです。
ただそのことに気づき、信じて生きるだけで、「世界」は変わるでしょう。
あなたの見方が変われば、自動的にあなたの内面の「映画」は変わらざるを得ないからです。
そして、今までのあなたは、「この世界の中の一人であり、孤立して自分で生きて、自分の力で何とかしないといけない」と思って生きてきました。
しかし、先ほどから言っているように、私たちは「生きている」というだけで、「神の力」無くしては、存在できません。
すべての存在に等しく、「神の愛」は行き届いています。
「神の力」無くして、何も存在できないし、何も起こりません。
これは、「キリスト教」などだけではなく、東洋哲学、悟りなどでも共通して語られていることです。
だから、安心して「神」にすべてをゆだねて、ただ、自分の中に湧いてくる欲求に正直に生きることです。
それがすべてを一番スムーズに進ませる方法です。
今日の練習は、朝と晩に１回ずつ、１０分間、今日の考えをじっくり繰り返し、自分の中に浸透させてください。
そして、そのことであなたの中に浮かんでくる関連した思考を眺めつつ、自分が絶対的な安心の中にいることを感じてください。
「私は『神の愛』によって支えられています。」
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